Vmax TMU流?メーターパネル作成 vol.1

とあるコトをきっかけに、ちょっとだけ完成度が高くなったのだ

習い加工

アルミ板を加工しようと考えたトキ
ココだけ少しクボんでいたら収まりいいのになぁ・・・
っていう己のギモンに応えるべく、木工用ルーターを引っぱり出し
スタメン落ちしたビットを装着し、おっかなびっくりアルミ板上を走らせてみると・・・
お~!!ちゃんと彫れてるじゃん!(深夜に大コーフン)
ホームセンターで入手できるアルミ板が柔らかい部類のモノだから可能だったんだろうね
但し一応釘刺しておくと、ルーターに不慣れな方にはオススメしませんね
かなりの高速回転ゆえ、扱いを間違えると多分ケガします
ま オレもやる!とはあまりならないっすよね(笑)

上写真はいわゆる 倣い加工 ってヤツだね
外周のグレー板にルーターを沿わせて走らせるコトで、目当てのカタチに掘り込むのだな
グレー板内側の白い枠が更に彫り込める範囲を規制するんで
掘り込み枠 的演出ができます ココから自分が思う純正感?を目指します
木工的には初歩的な四角穴ですが、相手はアルミである 嬉しすぎて小躍りしたぞ

糸鋸盤

表裏から目当ての彫り込みが済んだら
当方が得意とする糸鋸盤で輪郭をカット 面出しを考えて0.3mmくらい外を切るのがコツかな
糸鋸盤はまさに修練の賜物で、刃が簡単に歪むからチカラ加減とワークの向きが重要なのだ
っていうワリにwebサイトで紹介してなかったな・・・
古い糸鋸盤ですが、そのうちその使い勝手の悪さ(笑)ゆえ、愛着があるオハナシをしてみましょう

磨き

ハナシを戻して、切り終えたワークのエッジをせっせと削り慣らし
糸鋸盤で付いた刃物キズを消していきます それゆえ少し大きめにカットしたのだな
写真は涼しげですが、手も顔も真っ黒です(笑)

ステー曲げ

写真が前後しますが、ワークに曲げを入れるトキは
自家製テーブルに備え付けた木工用ワークベンチに挟み、あて木をしてオリャ!
簡単に見えますが、コレまたチカラのかけどころみたいのがあって
3mm厚で曲げサイズが150mmともなると、柔らかいアルミとはいえカッチカチっす
だもんで、ついついフルパワーで挑みがちですが
加減が悪いとあらぬ方向に曲がったりして・・・
かくいうこのステー、ココでヘマしてまさかの2枚目ナリ(笑)
勘が鈍ってたんだなぁ(反省)

背面

ちなみに背面はこんな具合
グレー板が収まってるトコは、最終的にアクリル板がハマります
このアタリは vol.2 で詳しくいきますね
下の丸穴周りの彫り込みは、ボタンギミックの収まるトコロ
いやぁ ほんのチョット彫れるってサイコーだ・・・

ブラスト処理

カタチがキレイに出来たんで、このままポリッシュアウトしてもいいんだけど
今回はマイブームとなりつつあるガンコート塗装にしてみます
だもんで、ガラスビーズでブラスト下地作り
ラジエーターに続き、ココで一枚目のステーに洗礼がありまして・・・
アクリル板受けとして削り残したリブが、ブラストの勢いでグネグネに・・・
泣きの 2枚目作成 となったのだ(涙)
2枚目はそれを避けるため、前写真にあったグレー板をハメ込んだのだな

下地完成!

ガラスビーズ下地の完成!
パッと見、売り物っぽいでしょ? じっくり見ると・・・ 手作りだな
コダワリは、窓枠のビミョーな段差
先日、PBCにて数々のスペシャルマシーン達のメーターをじっくり観察
やっぱりさぁ 純正部品って良く出来てるんだよね
そんな 純正感 をどーにか今回は反映できないものかと
その一環が 窓枠の段差 なのだ
あまり気にしたコトないと思うけど
たま~に愛機のメーター等をじっくり眺めてみるといーですよ
ケースのエッジがビミョーに面取りしてあったり
わずかな段差で表情を作っていたりなどなど、コレでゴハン2杯はいける か?

ガンコート!

少しピントが甘いですが(メタルラックにピントがいってましたね)
ガンコート塗装を終え、焼きの準備中っす
今回はハンドル周りに調子を出すため、粒状感のある仕立てにしました
奥の失敗ステーは別に塗らなくてもいーんだけど
まったく使えないワケでもナイんでオマケで塗っておきました
あ 当方とまったく同じ仕様にしたいVmax乗りの方になら、コレあげます
ま いらないよね(笑)

ステー完成!

そんなこんなでステー完成!
ハンドル周りでチョイスしたパーツ達はブラックアルマイト仕立てがほとんど
全てをブラックアルマイトでゴリ押しするのも一興だけど
自分なりの 絵心 に従い、あえて調子を変えてみたのだ
さて、コイツがヤマシギ号の一部になったトキ、どーなるコトか・・・ 楽しみ!
メーター等を仕込む工程は vol.2 にて紹介予定
まずは怒涛の深夜奇行続行!だな(笑)

あ ハンドルは収まりを見るための仮付けなんで
フォークへの掛かりが浅いじゃねーか!的ツッコミは無用っす(笑)
加齢と共にハンドルは低く遠く・・・
珍走中年の夢は果てしないのだ

2013.01 追記
このパネルに収まるタコメーターのオハナシは コチラ からどーぞ

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