Vmax バックミラーへの執着 vol.1

選択の理由は単純明快だったのだ

サイドビュー

最近の写真はそーでもないんだけど
一昔前のバイクって、ヨコイチの写真でミラーが装着されてないってのは珍しくなく
初めて雑誌で見た初代maxも、上写真のよーな紹介のされ方で
コレがコイツのカタチ!っていう印象が強烈に残ってましたねぇ
初号機を購入したコロはまだまだ逆輸入車ってどこか特別な扱いで(価格含めてね)
傷防止のためか展示車両にもミラーが付いてないって場合がしばしば
だもんで、納車されたトキがほぼ初見のフル装備な状態で
足長ミラーが付いた愛機1号の第一印象は、触覚の付いた虫?といった感じ
見た目はともかく安全重視であれば文句ナシの位置なんだけど
自分にとってのVmaxはやはりあのヨコイチ写真なのだ
とはいえミラーを外して乗るワケにもいかないから
とにかく高さの出ないミラーはないものかと探した結果、下のミラーに出会ったというワケ

それにしても1985年当時、Vmaxの登場はキョーレツだったねぇ(懐)
でもって未だカッコイイ・・・ あ コレはひいき目だね(笑)

NAPOLEON BAREN T.T. (APT-101)

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結局初号機から浮気することなく、数年前まで使い続けてきたのがコイツ、バレンT.T.っす
メッキのヤレや傷で買い直してるから、かれこれ5セットくらいコレかなぁ
良い悪いは別として、目的の 低さ は見事に実現してるのと
その見た目とは裏腹に使い勝手の良さが選び続けてきた理由で、モチロン車検対応っす
どっちが先かは分からないケド、コイツには後ろにT.T.って付かないただのBARENってのもあり
コッチはバーエンドに固定するタイプで、名前を紐解くともしかするとコッチが最初のよーな気もします
BAREN・・・BAR EN・・・バーエンド? ま 勝手な想像なんですがね

max_mirror napoleon07

BAREN T.T.はミラーホルダーで固定するタイプで(上左写真)
固定ボルトはM10が基本 車体の受け側がM8の場合、アダプターで変換して使うよーですね
アームの付け根下部には回転を制御するネジの緩み防止ロックビスがあるんだけど(上右写真)
ウチにある本体の8割にこのビスは付いてないね・・・ 緩み防止が緩んで脱落したみたい(汗)
ネジロック剤を塗布して組付けた方がいーかもねぇ

max_mirror napoleon06

正面から見るとアームとミラーを接続するボルトが見えます コイツを緩めない目的で先述したロックビスがあるのだな
で、ココをバラすと上右写真のとーりで、ボルトにはバネがかかるよーになってます
つまりガッチリ締めなくてもネジはある程度利いた状態になり、かつアームを可動させるコトも可能なのだ
例えるならタクシーの空車サインをカキンと折るとでも言えばいいかなぁ
個人的な使い方としては、ミラーとしての位置は上記した低位置で
停車時にはアームを起しメットを引っ掛けるといった感じ コレ、何気に便利なのね

ただ、ブレーキのマスターをR1流用とした際、若干の問題が発生しました
横置きマスターのコロは特に問題なかったんだけど
R1みたいなスーパースポーツって、垂れ角のせいかハンドルクランプとのカンケーがやや前下がりの模様
バレンってひとつ上のマウントした写真を見てもらうと分かるんだけど
固定してるボルトに対して前下がりにアームが伸びてます
だもんで、R1マスターにしたことでレバーとの距離が極端に狭くなり、カラーで持ち上げざる得なくなるのだ
コリャ本来のとにかく低く!から少しズレてくるぞ・・・ どーする?

BAREN CLASSIC (APB-10)

max_mirror napoleon04

カラーの割り込みを避けるべく、辿り着いたのがミラー部分の形状変更
で、久々にナポレオンを物色してみるとよさげなミラー発見!それがバレン クラシックだったのだ
バレンT.T.と比べて最幅ポイントがズレるし、やや幅広な分後方の投影範囲も広くなるんで安全度も増大できそうな予感!
でもって愛機の雰囲気には角ミラーよか楕円の方が似合うってのが装着してみての実感かなぁ
とはいえバレンT.T.のシェイプも捨てがたいんだけどねぇ でもレバーにあたるし・・・

max_mirror napoleon05

バレン クラシックとしたことで一応の解決はしたんだけど
ハンドル周りのシンプル化を推し進めてる中で出会った直角アダプター(上左写真 SA-19)
コレを採用してもバレンは横向きにも固定できるんで、かつて四苦八苦した前下がりの問題が完全解決!
ってか、コイツを使うならBAREN T.T.でもいけるのか・・・

オマケに MODELERS MIND にも書きましたが
反対側を利用すればブリーザータンクの固定アームを取り出すこともできるのだ! シンプルかつ機能的じゃん!
あーヤレヤレと思ったのもつかの間、固定方法をタテからヨコとしたことで
今度はミラーが外に飛び出すぎる感じがイマイチ好きじゃないぞ・・・
ミラー部分を回転させて内側に入れてもみたんだけど、手ばかり映ってしまうし
せっかくのプロポーションがヘンテコだし・・・
こういうトキ、自分のたたずまいに対する執着心がホント、イヤになります・・・
この解決策はなんだかおかしな方向に進んだんだけど、近々報告します!

ココがちょい気に入らないぞ!のコーナー

max_mirror napoleon03

ウチにあるBAREN T.T.は少し古いヤツだから内容が一致しないかもしれないんだけど
BAREN T.T.のコロ、ロゴマークの刻印ってアームに付いていて(上右写真)
ロゴを見せたくないヒトは、逆さにすることでコトなきを得られたんだけども
BAREN CLASSICには隠しようのナイ部分にバッチリ刻印アリ・・・(上左写真)
せっかくのプロポーションがさぁ・・・ まぁ本物のバレンっていう主張にはなるんだけど、個人的にはキライっす
あと、BAREN T.T.はミラーのボディが鉄だったんだけど
BAREN CLASSICはABS樹脂 つまりプラスチックにメッキっていう構成
メッキはとてもキレイで文句ナシだし、鉄と違って錆とは無縁だからいいことずくめにも思えるんだけど
使った実感として、母材が軟い分飛来物(小石等)による傷は付きやすくなるね
やはり場所柄、鉄+メッキの方が傷に対しては強い印象があるかなぁ

max_mirror napoleon01

ココはもしかすると保安基準も影響してるかもしれないけど
ミラー側から見ると外周をモールで覆うBAREN T.T.に対して、BAREN CLASSICは切りっ放しのミラーです
CLASSICのイメージを追った結果なのかは分からないケド、比較すると質感は落ちる印象があるかなぁ
もしくは新しい保安基準を満たすにはコレ以上外周を覆えないのかなぁ とか想像しますが、どうなんでしょ?
と、BAREN CLASSICにはやや辛口な内容になりましたが
あえて言えばというレベルで、キレイなプロポーションにはとにかく賛辞を贈りたいっすね
安物にありがちな下地の悪さもないからメッキ面もピシっとしてるしね
このアタリはやはり国産メーカーの美点だねぇ

とかいいつつ、結局・・・

当サイト恒例?のバラバラ検証・・・(黙って使えよなぁ)

max_mirror napoleon02

え~っと バラし方間違えちった・・・
鏡部分、破壊っす(涙)・・・ さすが安物じゃないだけに見えないトコロもしっかりしてますね (痛感しました)
鏡背面にはしっかりとしたバックプレート(黒い部品)があり、鏡を両面テープでガッチリ固定してますね スバラシイ
もしどーしても破壊しないよーにバラしたいなら
テグス(釣り糸ね)なんかを鏡背面に滑り込ませ、キコキコさせながら接着部分を分離するのが確実カモ
くれぐれも何かで鏡をコジるのは控えましょう 確実に割れます(涙)
でも万が一ミラーがカンタンに首を振るよーになったら、ココにはアクセスしたいよね
まぁでもそーなったら買い換えろってコトかなぁ

あと、長いコト使い続けた実感として、メッキ部分(全体)はマメに手入れするコトをオススメします
メッキって目でわからないくらいの巣穴があって、たいていの場合そこからヤレてくるもので
下地によっては錆を呼ぶし(だからメッキ部の錆はポツポツしてるのだな)、手入れが欠かせないんだけど
さすがのナポレオンミラーでも3年もすると手入れが及ばなかった裏面とかにポツポツが発生します
要は巣穴が外気に触れなければポツポツを抑えられるワケだから
清掃したアトでメッキコーティング的ケミカルやシリコンスプレーなんかで磨き上げるといーかも

長いコト使い続けてきたバレンミラーでしたが
先述したたたずまい問題?により、とうとう別モデルへの移行となりました
その名もバレンタイプ ミラー(謎) そのオハナシはまた別ページで・・・

 

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