SURFACE GAUGEvol.2
探してみると、使えそうな部品発見!
仕事の買い物がてら、トースカンのパーツになりそうなペン軸保持モノを探してみました まず最初に作った製図用コンパスのアタッチメントを見つけたんだけど、なかなかのお値段でウチのよか可動範囲に自由度がナイ だもんでボツ
少し敷居を下げて文房具コーナーで物色 見つけました!小学生時代にお世話になったクツワ製のコンパス!なんだかこのコンパスシリーズは充実していて、ペン先機能にバリエーションが豊富なのだ
しかもアルミダイキャストで安価 数ある中からウチでチョイスしたのは、太軸対応で片折れタイプのヤツ (CP201N) 普通のペン軸対応のモノも当然あるんだけど、中間から折れるタイプでないため、パーツとしてみると加工が多くなりそうだし、イマあるアームとの差別化を図る上でも太軸対応の方が好都合
かなり立派な外箱(おそらく金額の2割は占めてるな・・・)で、名札シール付き カンゼンな小学生モデルなのだ ランドセルに放り込んでもへっちゃらでなければならない だからこそこの外箱なんだと思う
はるか昔に小学生を卒業したおっさんは、躊躇することなくコンパスを分解
このコンパスがもし話せたら、「テメー、オレは円を書く小学生のために生まれてきたんだぞ!」と叱られそうだが・・・許せ!おっさんには君がもうトースカンの一部にしか見えないのだ とはいえ、針側もデバイダーとして十分に強度があるからコチラも使わせてもらうよ
欲しかった部品がコレ!(下写真)
コンパスの説明では15mmまでの太軸マーカーに対応とあるから、ケッコウ守備範囲は広くなると思います 特に仕事使いを考えると、模型にダメージを与えないため、ペン先のアタリは柔らかい方がアリガタイってこともあるんで、太軸対応は便利かなぁと
このまま使ってもいんだけど、せっかくなんで可動範囲を広げるため、少しカイゾーしてみます
上の写真から変わったトコロ分かりますかね? ネジ穴のある一段薄くなった部分の範囲を斜めから垂直に削ってます
こういう細かいのにしっかり削りたい!ってトキこそ、MOTORTOOLで紹介したカンザワのベルトサンダーが活躍します 小さい部品なんでベルトサンダーの回転数を最低速にしておけばハジかれることもないです
(しっかり保持が前提ですが)
アームとの構成は写真下のような感じ タテ溝を入れたアームにコンパスのパーツを挟んでネジ留めしてやろうというワケです
バンドソーの刃ワタリをにらみつつコンパスパーツの厚みを調整 渋すぎずスカスカすぎずの関係です 溝のセンターが出てないのは、コンパスパーツにペンを装着するとセンターがわずかにずれるんです それを矯正するため、挟み位置をズラしました この微調整中、久々にやっちまいました(汗)部材に溝入れる前に指に溝入れちった・・・(バンドエイド・キズパワーパッドにて修復中!)
気を取り直して、溝のカンケーがクリアできたら穴開けになるんだけど、元々コンパスパーツに開いてた穴が約3mm コレじゃ蝶ネジ的な手締めモノがその辺で購入できないんで、4mmに拡張 アーム側も同様に穴を開け、蝶ネジのオスとメスを組み合わせて固定
ダイキャストなんでそこそこ剛性感もあり、使い勝手も良好です 可動範囲がタテ方向のみになるけど、コレの派生モデルでヨコに溝を切れば横方向専用なんてのも作れるね
最初に作ったのと並べてみました 可動範囲の自由度は初代がバツグンで、対象物をかわしながら作図しやすいです 今回のはアームの可動範囲こそ限られてるけど、ステーとアームの関係が近いので剛性感があり、ヨロシイです
ま 何といっても太軸対応が最大の魅力ですね
最近部材取りなんかで活躍中のマッキーノック ペン先がキャップじゃなくてノック式ってだけのことなんだけど、何げに便利 コイツの軸径が13mm 余裕で固定できるのだ!
ペンホルダーのアップ 単純な構造だけど十分にしっかり固定されます
マッキーノックを装着してもまだ余裕があるのが分かると思います
ありがとう!クツワさん!
固定ノブの新参モノを検証してみます
近所のホームセンターにいつも使うノブ(写真上 手前)が無く、代わりに見つけたのが八幡ねじ製のチェンジノブなるヤツで、組み合わせるボルト(六角頭)で軸長を任意に設定できるのが特徴 そのためボルト・ナットは付属しません 手持ちにちょうどいい長さのネジ類があればコレは経済的でいーかもね
で、パッケージの裏を見るとノブ側で必要とするボルト長が丁寧に書かれてるんだけど、イラスト中の LとL1 の読み方を間違えると長さが余ったり足りなかったりってのが発生するかも
ウチのが10mm厚のタモが2枚重なるから20mm、M6のL1寸法は10mmだから2つで20mm、合計40mmのボルトで大丈夫! ってのは間違い
コレだとナットにネジがかかりません ウチのような構成にする場合、片側の寸法は L寸法で計算しないといけません 表を見るとM6のL寸法は15mm、コレを踏まえたボルト長は45mmってことになります 使い方によってはこの限りじゃないんで、ボルトの購入前にしっかり計算しておく必要があるかもね
ウチには50mmのボルトしかなかく、とりあえずそのまま使ってみると、写真上のようにナットから頭が出ます この状態だとコイツ付属の青紫キャップが付きません 個人的にこの色はナイんで付ける気はないんだけど、コレが付いてないとボルトやナットがポロっと脱落しちゃう場合があるんで、本来は付けるべき
コレを見る限り、キャップをちゃんと付けようとすると、ボルトの長さは正確にしておく必要がありますね そういった意味では昔からあるノブはメス側のフトコロがM6で12~13mmあるから、少々長い分には問題ナシ
イマ風な見映えっていう意味では八幡の方がステキだね
でもちょい古めかしい昔ながらのノブの質量感もケッコウスキ
ゼヒ八幡さんには青紫以外の色でバリエーションを!(笑)