STRAIGHT ブレーキピストンプライヤー

握りの太いヤツが欲しくなってきた今日この頃・・・

ブレーキピストンプライヤー

ブレーキパーツを触り始めると、コイツのありがたみを痛感しますね 
それまでは指チカラでピストンを回し、少し出しては引っ込めてを繰り返し
終わるコロには指がヘロヘロでしたが、コイツの登場で激変!
おかげでキャリパーメンテは月一の定番メニューっす
でも結局やり始めると楽ちんになった分コダワリだしたりして・・・

STRAIGHT ブレーキピストンプライヤー (19-9889)

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この手の工具としてはリーズナブルなストレート製です お世辞にも高級感はないけど、SST的視点で見るとコレはコレで無骨ないい味を出してるよーにも見えますね
用途は名前のとーり、ブレーキキャリパのピストンを抜いたり回したりってのを専門で担うヤツなんだけど、手入れの行き届いたキャリパでもいわゆるピストンの もみだし をやろうと思うとそれ相応のパワーフィンガーと根気が必要で、そこのしんどさをかなり解消してくれる工具なのだ
バイクのシーズン中は、大体月一でキャリパの清掃兼ねてピストンのリップ面に油分を薄く与えるため、コイツの登場となります その際ピストンを回転させたりってシーンでとにかくコイツは便利 手の届きにくい部分も回転させることでアプローチできるしね 
まぁそこから今度は均一にピストンが可動するよう永遠に出したり引っ込めたりで、キャリパーひとつで一時間・・・ 至福の時間でもあるんだけどね(笑)

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先端のパーツ(ジョー)はローレットが施されていて滑りを制御してます コレが生きてるうちはまだいいんだけど、写真のよーに擦り減ってくるとピストンの内側にキズが付きかねません 直接機能に影響がないとはいえキズ付くのはやはりイヤです そのあたりをストレートも心得てるようで、交換パーツ(19-98891 ジョーセット)ってのがあります
T-10のトルクスビットで分解できるんで交換はワケないと思います
 
とはいえ、よくよく考えるとそもそもローレットをピストン内側に押し付けるのもなんとなくイヤだなぁってことで下ではそのアタリの試行錯誤をご紹介 但し下記するパターンでは前提としてキャリパがキレイであるってのが条件です 少々汚くてもガシガシ使うのだ!という方はローレット状態の方が頼りになるのではないかと ま 整備のスタンスはヒトそれぞれだからね

ボツネタ

そんなワケでやってみたのが、熱収縮チューブでジョーを覆うコト コレは以前にも試していたんだけど、そのときは接触する部分だけを覆ってたんで、作業中にズレて一瞬にして取れちゃったのだ それからそのうちと思いつつ気付けばジョーが擦り減るまで使ってしまい、反省と検証を兼ね今回は全体を覆うことに
テキトーなサイズのチューブにジョーを入れ、ホットガンで収縮 チューブが軟いうちに金尺等でサイドを押し付け、熱が引けるのを待てばフルコーティング!あとはネジ穴部分をくり抜けば装着可能に と、作業はスムーズにいったんだけど、肝心の使い勝手がマズかった・・・ 滑って使い物にならないのだ(涙) 溶剤で表面を若干溶かしたりもしたんだけど、そもそもがゴムのような摩擦係数の高い素材じゃないようだねぇ 熱収縮チューブにもイロイロあるから、ゴムっぽいヤツだとこの限りじゃないとは思うんだけど、ウチにあるやつは残念ながら今回の用途には不向きでした
はてさてどーしたものか・・・

ゴム貼り





とりあえず何か新素材が見つかるまでのつなぎとして、ごくフツーのゴム板(1mm厚)を貼ることに 接着は仕事でよく使うハイスピードタイプの瞬間接着剤 ホントは高耐久タイプがベストなんだけど、只今在庫切れ・・・ でも貼ってみるとカンタンには剥がれてきそうにないんで、とりあえずコレで用は足りるかなぁ

使い心地

何はともあれ出来たからには早速テスト サンプルは現役引退したブレンボのキャスティングOH済みです で、いざ使って見ると、コレがいーのよ(笑)
万が一滑っても金属地を押し付けてないからキズ付く心配もないしね 素材がゴムだから摩擦力を高めるのにブレーキクリーナー等でゴム表面を脱脂するとかなりいい感じの使い心地になります そのうちと言わずにさっさとやっておけばヨカッタ
後々ゴムの剥がれが気になるトコですが、それまでに何か素材を探す楽しみが増えたと思うと、何だかワクワクっす プライヤー等の柄部分をコーティングする液体みたいなヤツも使えそうだねぇ
メインタイトルにも書きましたが、欲を言えば握り部分が薄くチカラがかけにくいから、ココがせめて倍くらいの厚みにならないかなぁとか思ったりもしますが、まぁ価格が価格だから仕方ないね 
あ それこそ柄のコーティングを数回やれば太くなるかも・・・(妄想中)

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