SIGNET・FACOM・Koken・KTC ラチェットハンドル

カリカリワールド(謎)へようこそ

工具ブランドにコダワリはないんだけど、ラチェット機構のギア数には妙に執着してる気がします おそらくは初めてファコムのハンドルに触れたトキのカンドーが忘れられないんだと思うんだけど、ファコムを手にしてからギア数72(自分的通称カリカリ)はすっかり選択時の基本となってしまいました 泣き所がナイわけではないんだけど、好きなんだからしょーがない(開き直り)

ハンドル勢揃い

SIGNET  model - 11532

シグネット

1/4sq(シブイチ)のハンドルです イマとなってはヘッドはシブイチとしては大きな方ですが俵型ヘッドの基本的なシェイプっすね 購入当初にはこのサイズの72ギアってのがなくて45ギアのをチョイス イマは頭が小さくて72ギア(11537)ってのがあるようで、ちょっと欲しいぞ・・・それでも普通のギア数よりは多いから細部での使い勝手は良好 値段も手ごろでオススメできますが、ソケットを外すトキはプッシュリリースなんでキライなヒトはキライかも かくいう自分もどちらかというとプッシュリリースは好きじゃないっす それでもコレを選んだのは、カリカリだから・・・
コイツもなんだかんだで10年以上の付き合いだなぁ
T6のトルクスビットかドライバーで分解可能

Koken model - 3774N

3774N

3/8sqのハンドルで現行にも同品番のモノがあるんだけど、ウチのは旧モデルで中央軸がコーケンお得意のオーバル(楕円)じゃないヤツで、ギア数はカリカリには程遠い20です それでもコレを手にした理由は、20ギアなんだけどアタリが付いているかのようなスムーズな動きと初めてコーケンブランドに触れてちょいテンションが高かった(謎)ため 
首振りは便利なんだけど、意外と用途が限られる印象があるかな コイツのようなストッパー機構のないのって折れ曲がったトコの軸が定まりにくいんで、チカラをかけようとするとネジが動かず柄が動いてしまうコトがあります そのために任意の角度に曲げてからストッパーで固定できる首振りってのが登場したと思うんだけど、コレはコレで決まったポイントでしか固定できないからニーズが合致しないと不便なワケ
そう考えるとウチのはネジの居所までのアプローチ角度があいまいで、手っ取り早く締め緩めをしたいってトキが最大の使いどころかと
でもストッパー付きにも同じようなコトができないワケじゃないから、新たに導入するならストッパー付きを選ぶかも・・・

FACOM model - J.161

J.161

トップで書いたとーり、コイツが初めての72ギアで手にしたトキの驚きは格別でしたね もうかれこれ15年くらい前の話ですが、イマでも同品番で手に入るってことが逸品の証かと 出た当初は外ギアでギアの勘合が浅いからすぐ壊れるとか賛否両論あったようだけど、定期的な手入れもあってか未だ壊れてません 
72ギアってのは、360度を72等分してるワケで1ギアの角度が5度 つまり5度首を振れる箇所であればネジの締め緩めが可能ってのが最大の魅力 クルマやバイクの整備でコレは実にアリガタイ 
ファコムの場合左右の切り替えは上部外周の黒い部分を回します 中央メッキ部分はフリー回転なんで、ヘッドを押し付けながら締め緩めができる点もスバラシイ たまーに黒いトコも一緒に触ってどっち回転だか分からなくなるコトがありますが(汗)コレは使い手の問題かと ラチェットハンドルとしては高価な部類になるけど(庶民価格ではありません)、カリカリのパイオニア的存在のハンドルっす おフランス製のアイデア工具、一度触ってみることをオススメします!

J.161(2)

分解にはT20のトルクスが必要です 通常内ギアの場合、コマの刺さる部品自体にギアがあり、それを制御するギアがもうひとつ必要なんで必然的に俵型になるんだけど、コイツは外ギアでハンドル側にギアが付いてるから内ギアを円の中に収められ、コンパクトにまとまってます 72ギアとすることでギア同士の勘合が浅いっていう弱点は、勘合数を多くすることでカバーしてるようです
コイツに限ったコトではないんだけど、ハンドルのギア部分は定期的に分解してギアの洗浄とグリスアップをしてます メーカーによっては不用意な手入れで壊されちゃかなわん的な理由でギア部をカシメてる場合もあるけど、永く使うなら分解整備はするべきだと思うし、それができる構造にしておくべきだと個人的には思います 但し、構造こそシンプルだけどいきなりバラバラにするんじゃなくて、部品同士の収まりを確認もしくはデジカメなんかで写しておいてからバラバラにすべきですね シンプルな分、どの部品ひとつが欠けても使い物にならないからね 洗浄が済んだら薄くグリスアップして組み付け 使い心地が復活します

KTC model - BRM20-100

BRM20-100

もう型落ちしつつあるようですが、コレも永く使ってるハンドルです 3/8sqとしては大振りなヘッドなんだけど、手の中に収まる大きさと考えるとこのくらい大きい方がホールドしやすいです
どういう経緯で手にしたのかは忘れちったけど、全体のサイズ、ホールド感、柄の程よい太さなどなどとにかく馴染むって表現がぴったりはまるハンドルかな ギア数は60でケッコウなカリカリ具合
切り替えは上部の黒い部分の回転で行います 弱点としてはファコムのようにヘッドを押し付けるような使い方をすると切り替え機構が働いてしまう点 ま サイズ的に高負荷をかけるモノではないから弱点とは言い切れませんが・・・分解は差込側座面のバネ状Cクリップを外せばバラバラになります 

SIGNET model - 13515

13515

イチバン最近手にしたハンドルです 1/2sqのコマを使う機会は限られてるんで、ファコムのハンドル導入!っていう気にもなれず(なんせ高いのだ)でもカリカリは譲れない 1/2sqのサイズで72ギアってのはさすがに多くなく、使うコマのサイズを考えると本締めに使うのはちょいコワい気もしますが、たいてい車軸部で使う場合がほとんどで、最終的にトルクレンチを使うからまぁいいかなと でも実際に使ってみてギアの弱さは感じないし、柄もケッコウ太めでチカラもかけやすく、このクラスのハンドルと考えれば安いんで地味にオススメです ソケット側にギザの付いたプレートがあり、ココを回せば早回しができるトコも親切 そしてキライなのにまたまたプッシュリリース式 キライっていうワリにこの機能が備わったハンドルの割合が高いなぁ(汗)
分解はソケット側のCクリップを外せばバラバラに 購入時は乾いた作動音だったんで一度バラしてグリスアップをしたところ、程良いしっとり感が出て更にお気に入りとなりました

Koken model - 3768P-380

3768P-380

ココからはカリカリワールドの住人ではありませんが、ハンドルというくくりでは同属かなぁと 商品名はスピンナーハンドル 通称ブレーカーバーです 3/8sqとしては少しムリのある長さです 長い分強力なトルクがかけられますが、作りが細めなんで先端のコの字部分が開く感触がネジによってはあります
1/2sqのコマが揃ってないコロ、コイツで事なきを得てた時期がありましたね 最近はコマやハンドルも充実したんで出番はめっきり減ったんだけど、腕力をカバーするという新しい?使い方をするトモダチのおかげでちょくちょく出番があるようです(笑)
先端はフリーで180度可動 一直線状にして使えば早回しもできたりして柄の細さが生きる場合もアリ ありそうで意外とない工具です

ちなみにコイツは全長380mmなんだけど、1/2sqのシリーズでは450mmや600mm!っていうなんかとりあえず欲しくなる長さもあるようで・・・

Koken model - 4785

4785

1/2sqのスライドTハンドルです 中心にソケットをスライドさせてエクステンションバーをかましてからコマを挿せば組み立て式Tレンチに ソケットを左右端部にスライドさせてコマを挿せば思いっきりチカラをかけられるバーハンドルにと一石二鳥なハンドルですね このモデルの特徴はシャフト断面が円じゃなくて楕円な点、スライド部分がクルクル回るのを防止してくれてます この楕円棒を作るのって何気にスゴイ技術っす 

前記したシグネット1/2sqハンドルを使うにはちょい不安な頑固ネジに遭遇してもコイツでウリャ!とフルパワーを使えばたいていやっつけられます それでもキビシイ状況がもし発生したら・・・600mmブレーカーバーを買う!

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