meltec バッテリー診断機 ML-100

スイマセン、ひとまずパッケージ写真で失礼します・・・

meltec ML-100

クルマバッテリーのコンディションを見極めるにアタリ
かねてから気になってた CCAテスター なるヤツを長いコト物色してまして
そりゃ高価なヤツの方がイイに決まってるんだけども
表示される数値の精度そのものよりかは
継続して使うコトで得られる変動値を蓄積するのを目的とすれば
そこそこのモノでも使い方次第で役立つのではナイかと
そういった意味で当方の目に留まったのがコイツでして、メルテック ML-100っす
設定の明快さと診断項目の多さ、でもってお求めやすさ (笑)
結論から言うと
なかなかどーして思った以上に使えそうっす!
今回はそのアタリ含め、メーカーの説明書以上に濃厚な内容となっております (笑)
ちなみに対応バッテリーは12Vのモノで
開放型・密閉型・アイドリングストップ車用・ハイブリット車用・船舶用12V・AGM・ドライバッテリー
となってますが、コレらを設定する項目はナイため
あくまで簡易的な診断っていうコトになるかと

度々スイマセン

再びパッケージ写真で失礼・・・
モノは白金カイロくらいのサイズ感で、小さい基盤だけの構成ゆえ軽量っす
おそらくは兄弟機種と思われるヤツとして
イエロー・レッドトップなドライバッテリーでお馴染みのOPTIMAブランドから出てる
GTP-074 バッテリーアナライザーってのがありまして
バッテリーの設定項目にOPTIMAバッテリーが含まれてる以外は多分同じヤツじゃないかと
但しコチラは本体が黒・・・
コレだけの理由で一瞬GTP-074を選びかけましたが (笑)
なかなかの価格差 (涙)だし
ウチのクルマはOPTIMAバッテリーじゃないしってコトでML-100となった次第
ま 色はねぇ・・・

まずは どーでもいーコト から処理していきます (謎)

バラしちった

ハイ、保証消失ね (マネしない方が賢明っす)
手にした数分後にこの状態となったため、赤 本体の写真を撮ってなかったのだ (爆)
だもんで、冒頭がパッケージ写真だったっていうワケ (苦笑)
イヤ、元の状態がダサいワケじゃないんだけど、なんとなく ね
このアト塗装でもヨカッタんだけども
色が剥げて下地の赤が出ちゃうのがイヤだったんで黒染料にて 煮込み を決行

woodcockEDITION

でもって久々の woodcock edition 仕立て・・・

meltecに敬意を得意の肌作り

やるからには
見た目だけはOPTIMA越えを目指したのはトーゼンとして (笑)
メルテックに敬意を表し、ロゴマークをデザインに取り込んだモノとしつつ
目立つトコにはやはり woodcock をドーンっとね 保証も無くなったコトだし (笑)
黒染めは一応成功したものの
成型ムラの影響をモロに受けたため質感がイマイチ
だもんで、右写真のよーにフラットクリアで肌に凹凸を与えるっていう
当方、王道のパターン?にて質感の向上を図ったのだ

ね? どーでもいーコトでしょ
とはいえ当方にとってはこのアタリがケッコウどーでも良くないコトなのよね
自分のモノとして使い出せないとでも言うか・・・
何につけコレでよーやく 自分の道具 になりました (呆)
そろそろマジメにいきますかっ!

とか言いつつもう少しだけ軽く脱線・・・

携帯袋付き!

コイツにはちょうどいいサイズ感の収納バッグが付属します
この手の道具は案外整理しにくいので、こういったバッグがあると大変アリガタイ
あ コイツはカイゾーしてません (笑)

地味に収まり悪しプチ加工で快適!

でもって親切な日本語説明書はバッグに近しいサイズなので
とーぜんバッグで保管しておきたいワケですが、左写真のとーりで
ほんのり 角 がはみ出ちゃう (爆)
だもんで、可能な限り外形を切り取ってからの角丸化!
コレにてバッグに しっぽり収まる サイズとなるのだっ
ハナシがどんどん 本体 から遠ざかってますが・・・

クリップのオハナシ

いい加減ハナシを本筋に戻しまして (汗)
本体と繋がってるバッテリークリップ、過不足ナイ作りで価格相応な感じかな
クリップ内に内歯的ギザがあり、ケーブルはココと繋がってるので
内歯をバッテリーにきっちり接触させられるかがコツと言えばコツかな (後述します)

コレはちょい気に入らない

しばらく使っていて気になったコトとして
クリップを開こうとすると、上写真のよーにカバーがズレがちっす
マイナス側はともかく、プラス側がコレだといらぬトラブルの元になるので

曲げ前曲げ後

クリップの握り端部を右写真のよーにキモチ クイ っと曲げておきます
カバー装着時は少し渋いですが、コレでズレるわずらわしさから開放っす
まぁ ボンドで接着しちゃってもいーカモ

視認性高し

よーやく本体の稼動写真 (前置き長!)
電源はバッテリーに依存するので電池等々は不要っす
クリップをバッテリーに固定した時点で電源ONですね
また、写真のよーにバックライトがまぁまぁ明るいため
ボンネットに顔を突っ込んだ暗がりの状態でも十分に視認性はありますな

よーやく本体の使用編!

秋月バッテリー・・・やるな

ドナーのバッテリーは、1年以上前に充電したっきり放置していた秋月ロングバッテリー
そもそもが6年近く前から使ってたヤツなんで、検体としてどーかとも思いましたが
いざ接続してみますと、まだ12V以上キープしてる!
スゲーを通り越えてコワさすら感じますが、なんでしょーかこのポテンシャル・・・
それはさておき
診断までの流れをコイツで追ってみましょーか

オープニング

クリップを接続しますと、まず表示されるのが上写真ね

アナライザー表示

その数秒後、画面が上写真のよーに MELTEC ANALYZER に変わります

ボタンの説明

MELTEC ANALYZER の表示になったら
ENTER側のボタンを押します コレで下記する設定画面に入っていくのだな
矢印側のボタンは設定内容の変更時に使いますが(一回押し)
長押しするコトでバッテリーサイズの選択にも使います
このアタリは説明書を読んでもらった方が分かりやすいのでスルーしますわ

IN VEHICLEOUT OF VIHECLE

オープニング後、最初に聞かれるのはバッテリーが IN VEHICLE(車体装着)なのか
OUT OF VIHECLE(車体から外した状態)の選択 矢印側ボタンを押すコトで切り替えられます
ドナーはバッテリー単体なので、OUT OF VIHECLEを選択してENTER側ボタンを押します

STANDARD JISSTANDARD CCA

次はバッテリー規格の設定っす
日本国内で使うなら STANDARD JIS もしくは STANDARD CCA だけでどーにかなりそうっす
コイツ的には最初に STANDARD JIS が表示され
矢印側ボタンを押す度、STANDARD DIN→STANDARD CA→STANDARD CCA→STANDARD EN 続く
STANDARD IEC→STANDARD SAE→STANDARD MCA→STANDARD BCI→STANDARD GB と
10種の項目から選択するのだな
それぞれの規格に関しては、最後に資料としてまとめたのでそこを参考にして頂くとして
コレだけ様々な規格を入れ込んでるってコトは
色んな国で売ってるのかなぁとか想像しますがどうなんでしょ?

仮設定

で、ココでは STANDARD JIS を選択してENTERボタン
その次は STANDARD JIS の中から適合サイズのバッテリーを選択しますが
ドナーバッテリーは設定されてるサイズより小さいため(CCA値も不明)
ココではとりあえず最も小さい 26A19 に設定
でもってENTERボタンをポチっと一発
ボタン操作はココで終了 あとは測定結果を待ちます

テスト中

測定中は上写真の状態になり、※印がスクロールします(数秒っす)

まだまだ健在?

測定が完了すると最初に表示されるのが
バッテリー電圧(V)とコールドクランキング電流(CCA)っす
230CCAって・・・コレを真に受けると
6年落ち1年放置のバッテリーが
新品Vmax純正バッテリー(210CCA)超えてるってハナシですが・・・
逆に新品純正Vmaxバッテリーを測定してみたいっすねぇ

内部抵抗値

電圧とCCA値が表示された数秒後、自動的に次の表示に切り替わりまして
内部抵抗値の表示(mΩ)となります
45mΩまで測定可能なよーで、この数値はトーゼン低い方がよろしい
上写真の数値がコイツにとって高いのか低いのか
コレを知るためにもバッテリーが新品のトキから測定していくと
徐々にその判断材料が蓄積していくため、安価なモノでも実用性があると思うのよ

で、ココまでの結果はバッテリーのサイズ設定に影響されない 実測値 で
以下の項目はあらかじめテスターに記憶してある数値との 比較値 になると思われます
だもんで、できるだけサイズ設定は近しい状態にしておいた方がいいっすね

え?健康なの?

次に表示されるのがバッテリーの劣化状態なんですが・・・
100%は良好で0%が不能ってコトでして
にわかに信じ難いんだけども100%健康なバッテリーらしいぞ・・・
サイズ設定の条件も厳しいハズなんだけどなぁ

充電容量

お次は充電容量で100%(12.6V以上)~0%(12V以下)とのコト
再度充電したらもしかして完全復活しちゃうのかしら?

総合評価

最後は総合評価でバッテリーのコンディションを表示します
ココでは良好から順に

GOOD BATTERY (バッテリーは良好で充電量も十分)
GOOD RECHARGE (バッテリーは良好だが充電が必要)
CHARGE RETEST (バッテリー充電後、再度測定)
REPLACE (バッテリーの交換時期)
BAD CELL REPLACE (要バッテリー交換)

っていう総合評価を表示した後
再び電圧とCCA値の表示に戻って各測定結果を繰り返すので
クリップさえ外さなければ見逃しても大丈夫っす

なんだか秋月バッテリーの宣伝みたいな測定結果でしたが (笑)
こんな感じで使うのだなってのはなんとなく伝わりましたかねぇ

んじゃ本命のクルマバッテリーを測定してみます!

どーなのさ?

そもそもがクルマに搭載してる バッテリー がちょうど丸3年となり
保証期間も終了間近 相変わらず乗らないトキはまったく乗らないので
オプティメート6 で維持充電はそれなりにやってきたんだけども
季節柄かどーにもクランキングが重い・・・
オイルの粘度もかつてよか軟目なんで、疑うべきはバッテリーかなと
まぁ 何はともあれ測定してみましょーかっ

ビミョーな数値抵抗値

まずはこのバッテリーのサイズについて
コイツは75B24LのBOSCHハイテックシルバーⅡなんですが
山ほど記憶してあるテスターの設定サイズから見事に漏れてます (笑)
だもんで、メーカー公表のCCA値(510CCA)を元にし
バッテリーの丸窓から見えるコンディションが良好(緑)になるまでは補充電した上での測定っす
充電したてってのもあり、電圧は13V超えしてますがCCA値はビミョー・・・
抵抗値は7.3mΩで前記した秋月バッテリーよか低いケドもどーなんだろ?

健康状態充電満タン

充電満タンなのにも関わらず、77%の健康具合・・・ あげくに

交換かいっ!

交換時期かいっ! (号泣)
カンペキなまでの3年タイマー・・・ 知ってヨカッタのか知るべきじゃなかったのか (笑)
図らずも体感してる印象を裏付ける結果にとどめを刺された次第
次はBOSCH(実は韓国製)からMADE IN JAPANに戻そうかしら・・・とか思いつつ
結局、維持充電は何だったのよ!とか・・・(地味にダメージ大)

まぁ 結果は結果として
測定時に感じたコトっていうか、こーすべきっ!っていうコトについて付け加えると
ウチのテスターに限らず、この手の測定は数回やるべきかと
その際、バッテリークリップの固定先をイロイロ変えてみるのがいいっす
というのも、固定した部位でケッコウ測定結果に開きができるんだよね
一応測定前にバッテリー端子部はソージしてるんだけども
それでもクリップを固定したトキの接触度合いで違いが出ると思われ
ウチのヤツで言うと
下が410CCAで上では写真を撮りそびれたけど475CCAってトキもあり
最良の結果時は GOOD BATTERY 評価だったので
何回かクリップ位置を調整しつつ最良の数値を探すべきかと
最良とはいえバッテリーの能力を超えた数値は表示できないハズなんで
イチバンいい数値 が 近しい数値 と判断してもいいのかなぁと
そう思うと
測定に使うバッテリークリップの仕立てが、実は重要なのかもねぇ

但し、基本ではありますが
プラス側(赤)クリップを調整する際はマイナス側(黒)を外してからね

マジで?

バッテリーの基本構造が異なるので何ともですが
今ウチにあるバッテリーで最も若くて軽いアリアントさんも測定・・・
何回やっても630CCA・・・ ハナシ半分でも300CCA超えっす スゲーな
クルマバッテリーがココロ許ないイマ現在
このバッテリーの存在が唯一の救いカモ (笑)

購入検討中の方には嬉しいカモ? 説明書にはなかったオマケ など

STANDARD JIS

このテスターを購入するにアタリ、自車のバッテリーサイズは含まれてるのか?
ってのが分からずイロイロ調べたけども結果分からずじまい
まぁ そう特殊なサイズでもナイので気にしなくてもいいっちゃいいんだけどね
とはいえ、コレから購入したいってヒトにしてみれば
こういった情報こそ本来は売り手が公表すべきとも思うので
そんなアンチテーゼを込め
本体ボタンをひたすらカチカチやりつつ設定サイズを書き出し
上写真のよーにひとまとめにした次第
あげく自身のバッテリー適合がナイっていうね (笑)
あ 画像をクリックしてもらうとそこそこ大きくなりますよ

アイドリングストップ車

コチラは説明書にも記載があるんですが
アイドリングストップ車のバッテリー判別情報をカラーで分かりやすくしたヤツっす
当方無縁な領域ゆえ、初めて知りましたわ

STANDARD DIN & CA

ココからは測定時の始めにセレクトする規格順で並べていきますが
STANDARD JISの次からボタンを押すごとに切り替わる順番ってコトっす
説明書記載の情報としては
●CA(クランキングアンペア)
±0℃の気温で満充電のバッテリーが、30秒間に7.2Vになる放電電流
バッテリーの瞬発力を示す数値で
エンジン始動時など瞬間的に大電流が必要な際に重要な性能 とのコト

STANDARD CCA & EN

STANDARD JIS の中に適合がナイ場合
最近はバッテリーメーカーがCCA値を公表してる場合が多いため
STANDARD CCA でサイズ設定するといーっすね
また、最小が100CCAからなのでオートバイのバッテリーでも使えるのではナイかと
またまた説明書情報として(主にkawausoさんの向学用)
●CCA(コールドクランキングアンペア)
バッテリー温度が-18℃の状態で放電させ、30秒後の電圧が7.2Vとなる放電電流
CCA値が大きいバッテリーほどエンジン始動能力が高くなる とのコト

あーそーなの 

このアタリは日本国内的に必要なんすかね?
とりあえず画像を参照していただき・・・

これまたいるのかな?

説明書から引用
● MCA(マリンクランキングアンペア)
ー1.1℃の外気温で、満充電のバッテリーが30秒後に7.2Vになる放電電流
バッテリーの瞬発力を示す数値で
エンジン始動時など瞬間的に大電流が必要な際に重要な性能 とのコト
コレは知らなかった イロイロあるのねぇ

独自ルールがお好きなお国柄

最後はGB(中国規格)らしいっす・・・
もうね、規格多すぎ (爆)
いずれにしても
CA値とCCA値が分かれば全規格イケますな (笑)

よくよく考えると
コレだけの情報量を説明書に並べられたらかえって混乱するカモね (爆)
つまりは
STANDARD JIS もしくは STANDARD CCA に的を絞り
自車のバッテリーの適合を確認すればいーかなと

かなーり長くなりましたが、ご参考まで
ふぅ・・・

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