Vmax バッテリーの遮熱について考えるの巻

皆さんバッテリーの遮熱ってどーしてますか?

ついに装着!

2015年に気絶したままポチったアリアントバッテリー
純正ハーネスを刷新するタイミングで
若干左にズレたマイナス端子位置に馴染むワイアリングとしつつ
超高価なバッテリーである・・・
リアバンクのエキパイから放たれる高熱が改めて気になり
コレまで施してきた遮熱処理にもうヒト手間加えよーかなと思った次第
いつもくだらないモノばかり装着してますが (苦笑)
今回ばかりはVmax乗り、特に社外のフルエキゾーストを装着してる方には
おそらく有用と思われるオハナシです 多分

まずはコレまで付けてた秋月モノを眺めましょーか

秋月01切り欠き具合

秋月ロングバッテリー自体は コチラ にも書いたとーり、若干厚みがあるゆえ
純正ケースの一部を切り抜いて収めるのが定番だと思いますが
ウチのに施した具合が右写真っすね 元の穴形状に馴染むよーな雰囲気で切り抜いてます

どーにか収まる

切抜いたコトでケースの コシ が若干甘くなるため
上写真のよーにグニっとバッテリーが収まるワケですが
長く使うとケースの方がバッテリーに馴染んできて出し入れがしやすくなります
ただ、純正バッテリーよか高さもあるため
固定用ゴムバンドも数年後には秋月モノに馴染んだ 伸び となり
いざ純正バッテリーに戻しますと、多分 ダルダル な状態になりますな (笑)

遮熱具合01遮熱具合02

で、ヤマシギ号のケース遮熱は上写真のよーな感じでやっていて
コレはフルエキにした1号車からずっと同じスタイルっすね 露出してる分若干汚れてますが
貼り付けたのが15年以上前って思うとなかなかどーしてキレイかも
肝心の貼り付けてるネタは、クルマのボンネット裏なんかに貼る遮熱シート
超自動後退あたりに行けば売ってそうなヤツっす
貼り付けにあたっては、特に型紙を作るコトなく決め位置にペタっと貼りまして
ケースの凹凸をなぞるよーにカッターを当てる感じかなぁ
厚みのワリに扱いやすいっすよ

やっぱり熱いな

今回お役御免となったケースなんで
清掃兼ねて遮熱シートを剥がしてみますと
マイナス端子側の粘着だけが糊残りしてるご様子・・・
おそらくは、コッチ側の熱負荷がより大きいのカモねぇ
言い換えれば
こんなシート一枚貼るだけでもそれなりに意味はあったのかなと
ヤマシギ号で使ってきた秋月モノもひとつめが4年
今使ってるのが3年っていう単位でコレといった問題に遭遇してないしね
そうとはいえ
もうちょい積極的に遮熱する方法はナイものかとしばし案じまして・・・
ヤマシギさん、いーの思いつきました!

何は無くとも現状確認 & 型紙作り

モロエキパイ

純正だとエキパイ側に遮熱板がしっかり付いてるため
コレといった施策は不要カモですが
社外エキパイとなると上写真のよーな状態で(バッテリーケースは撤去してます)
思いっきり露出してるため、エキパイの熱がモロにバッテリーケースへ伝わります
まぁ 純正ケースもPP樹脂系ですし、排熱で歪むってほどではナイけども
バッテリー目線だと熱くないに越したコトはナイわけで
今回はケース手前で遮熱する方法を考えてみたのよ

型紙01型紙02

具体的にはヘッドカバーから垂れ下がる遮熱板と
バッテリー直下のネジ穴までを何らかのシートで覆うっていうコトなんだけども
上写真は寸法取り中(バージョン1)の様子 当初はケース固定ボルトで共締めするつもりでしたね

アウトライン確定

配線等々のジャマにならない範囲で
可能な限り面積を稼いだ結果が上写真 左右対称っていう収まりにはならなかったっす
で、固定方法はネジ留めとせず、差込固定っていう方向でいくことに

名付けてバッテリーシュラウド

概略としては上図のよーな感じで
フレーム側のバッテリーケースを固定するブラケット下のスキマを利用し
そこに自家製シュラウド(覆い板)を挿し込み、下部を固定
上部には純正シュラウド上に固定パーツを貼り付け、そこへ挿し込むっていう感じ
純正シュラウド側はネジ固定っていう選択もありますが
個人的に3Mの両面テープがどのくらい頑張れるか?のデータ取りも兼ね
両端挿し込み固定を目指した次第

ヨシムラ ヒートガード

シュラウドの素材はヨシムラから出てる
カーボンキャブレターヒートガード(541-001-0000)をチョイス
厚さ0.25mm、耐熱温度150℃・・・ 耐えれるかなぁ (笑)
あ コイツを作るためだけに買うとなるとかなーり余りますので
Vmax仲間4~5人で共同購入してシェアするのもいーね まぁまぁ高いし
当方は無類の工作好きゆえ (笑)、なんやかんや使いきるでしょうな

よろしければどーぞ

ってな感じでフチゴムの外形を意識しつつホンキ図面を作成
固定方法はコレがベストってワケでもないから
あくまでヤマシギ仕様なアウトラインですが、素材購入の参考寸法にはなると思うので
興味のある方は下のボタンからどーぞ!



輪郭は捉えた!あとは作るだけ

いきなりの完成

いきなりですが、完成 (爆)
まぁ 要するにカーボンシートを切って外周にフチゴムを巻くだけなんで
作成そのものはどーってコトないと思います
カット自体はさすがにカーボンってコトだけあり
カッターナイフの刃先があっという間に擦り減ります 経験値で言うと
サンドペーパー(#180程度)をカットする感じに近いかなぁ
ハサミでも十分に切れますが
そんな素材なんでお気に入りとかは使わない方がいーね
上写真の上下端に貼ってるのは2mm厚のゴム板で
シートに コシ を与えてる感じっす また、薄口ゆえビビリ抑制もあるかな

こんな感じでスイーっと決まった!

装着は概略のとーりで、左写真のよーにブラケット下へ凹側を挿し込み
右写真のよーにどん着いたら完了

挿し込み固定パーツ01質感がビミョー

上側は概略に記載した挿し込み固定パーツを純正シュラウドに貼り付け
そのスキマに自家製シュラウドをたわませながら挿し込んで完成!
カーボンシートの張力でほどよく曲がりつつもガシっと固定されるのだな
挿し込み固定パーツには調子に乗ってカーボンシートを貼ってみましたが・・・
リアルカーボンなのにウソっぽく見えるぞ・・・ (笑)

おほー

ソージ好きとしては
工具不要で着脱できるのがちょい嬉しい (病) 他の部品も撤去不要だしね
あとは実走テストで不具合のチェックをしつつ
必要があれば挿し込み深さを大きくすればいーかなと

あとはダメ押しで・・・

BTG4501攻めた

サイレンサーに近接するバッグや
バイクカバーの内側に貼るのが主目的らしい遮熱シート(BTG4501)が
いー感じでブラックだったため、ブランニューケースに貼り付けてみた次第
耐火繊維でオドロキの600℃対応・・・ マジでか?
そのワリに加工性は高いんで、今回はケース輪郭を可能な限り覆ってみましたわ
コレでエキパイの排熱対策はOK・・・かな?
ま コレでバッテリーが逝ってしまったとしても原因を切り分けられるし
やるだけのことはやったぞ!
っていうあきらめもつきますわ (笑)

隠れたぞ

カーボンシート、耐えれるかなぁ・・・
一応40~50mmはエキパイから離れてるんだけども
ま 走れば分かりますな (笑)

過保護?

ってな感じで
すっかすかの英知を結集してバッテリー保護策を講じ
晴れてヤマシギ号の一部となったアリアント コチラはしばし使ってから
改めてコンテンツを作りますかね

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