Vmax バックミラーへの執着 vol.2

一周回ってパッチもんってのもどーかと思いますが・・・

3種集結!

個人的には バレンミラー = ナポレオン製 がトーゼンの図式だったのに
バレン風、あるいはバレンタイプとなると山のよーに似たヤツが存在するコトを最近知りました
オマケに 風 であるからして、値段は本家の半値以下! まぁ安かろう悪かろうのリスクはあるんだけど
惹かれたのは値段ではなく、ミラー部とアームのカンケー性なのだ!
コレばかりは本家モノでもどーにもならないからねぇ

そんなワケで目に止まった2種類のパッチもん、その真価はいかほどか!

バレンタイプミラー 01

max_mirror ruiji09

バレンクラシックとほぼ同じミラーサイズのコイツ(以下01とします)を手にした理由は
ミラー部を保持してるポイントが中心かつちょい下寄りってトコロ
本家モノの場合、上下は中心線上で左右は片側に寄ってるという構成なんだけど
コレが真ん中にあったらカンペキなのに・・・ という想いを実現してるミラーなのだ!
また、本家モノではちょい気に入らなかったミラーボディ部の材質(ABS樹脂)に対して
コイツはスチール製でメッキとなり、個人的には願ったり叶ったりなのだ
ただ、エッジの折り目付近は少し下地は粗いんだけどね(許せる範囲ではあります)

max_mirror ruiji08

接続部分を分解すると上左写真のとーり 本家よかミゾが浅く、刻みは細かいっすね
この刻みの細かさは何気に便利で、本家以上にビミョーなアングル設定ができます
また、本家モノと違って鏡の外周は黒のモールで覆われていて、個人的にコイツは好みっす
モールの品質は、まぁ並みといったトコロかな

max_mirror ruiji07

ほぼ理想通りな01なんだけど、ココから評価は急降下します・・・
ミラーボディはカンペキに好みなんだけど、他部分の仕上がりがとにかくペケ
その粗さは上写真のとーりで、工程をひとつ飛ばしてメッキ処理したかのよーな仕上がりっすね
web上の写真だけじゃなかなかワカラナイ部分だよねぇ
ココがキレイならカンペキなのに・・・ やはり安物にはそのワケがあるのだな

バレンタイプ01

バレンタイプミラー 02

max_mirror ruiji06

続いてコチラはバレンクラシックに対して一回り小ぶりな鏡部分を持った02っす
コチラも01同様、ミラー部を保持するポイントが本家モノと違い、もしかしたらと手にしたヤツっす
ちなみに01は一本1000円で、コイツはとうとう1000円を切った800円・・・ モノの値段っていったい・・・
ただ、やはり安物にはそれなりの理由があるもので
少しわかりにくいんだけど、右上写真を見てもらうと写りこんでる棒が一部で歪んでるのがワカルかと
コイツはミラーボディがABSなんだけど、下地の形状がヒケているよーで
それをそのままメッキ処理してるから、本家モノのよーにピシっと反射しないのだな

max_mirror ruiji05

接続部分は本家とほぼ同じ刻みで彫りも深めっすね(上左写真)
鏡側の上部はやや庇状にせり出ていてオリジナリティありなだけに、表側の歪みが悔やまれるねぇ
まぁコレを手にしたのが2年ほど前だから、品質改善の可能性はあるカモ!?

max_mirror ruiji04

ミラーボディに泣き所が多い02なんだけど
それとは逆にアーム部分の仕上がりはすこぶる良好! 本家に迫るイキオイです
経年変化はまだ未検証ではあるものの、見ようによっては本家よかキレイにメッキがかかってます

バレンタイプ02

度々訪問してくれてる方なら、コトのてん末は想像つくと思いますが・・・

やるべきコト

片方はミラーボディがキレイで、もう片方はミラーのアームがキレイ
となるとやるべきことはただひとつ・・・ 2個イチに挑戦だ!
壊す覚悟でバラせバラせ!

max_mirror ruiji03

まずは01の分解開始! 本家並みのガッチリ接着だと難しいケド
写真のとーり、左右をコーキング的シリコンでチョン付けしてるのみという状況・・・ さすが安物(笑)
でも外周の黒モールでしっかり勘合されてるから、このシリコンは保険って感じかな
分離するコツは、写真のよーなレバーをスキマに挿し込んだらムリにこじらず
シリコンが伸びてくるのを待つよーにします しばらくするとレバーの厚み分鏡が浮いてくるから
更にレバーを挿し込んで浮いてくるのを待てば、そのうち完全にバラけます
とはいえ挿し込み加減は慣れがいるんで、自信のナイ方にはオススメしませんし
万が一鏡が割れても責任は負えないんで、自己責任ってコトでよろしくっす

max_mirror ruiji02

鏡自体はやや暗く映るタイプで凸面鏡
テストランでの見え方はバレンクラシックと大差なかったんだけど、日中の屋外だと暗く映るのがいい方に働き
視認性が高くなった気分ですね 安物のワリにココはしっかりしてるカモ

max_mirror ruiji01

01と同じ要領で02も分解 コチラはシリコンではなくマルチパーパスボンドって感じの粘性を感じます
接着台座的に4箇所でミラーを受けてるよーですね
コイツも一応凸面鏡なんだけど、01と比較すると視認性は小ぶりな分劣りますね
バレンクラシックに慣れてるので、この狭さはちょいキビしいかなぁ

両方がバラけたトコロで必要なパーツどうしが組み付け可能かをチェック
部品構成に違いはあるもののネジサイズ等は共通で、しっかり固定できそーです

最強?仕様

ジャジャーン!
2種類のイイトコ取りした幻?の03仕様の完成!
本家のバレンクラシックに負けずとも劣らない見映えに個人的には大納得っす

但し、もし同様なコトに挑むならご注意を まず作業にはそれ相応のリスクがあります
で、安物とはいえ2セットを用意するとバレンクラシックとそう大差ない金額になります(笑)
でもバレンクラシックにはナイこの構成が理想なら
やる意味はおおいにあります!

そうそう、コレをやっておかないとね

max_mirror ruiji_tsuika04

作ったページを読み返していて何かやり残してるなぁと思ったら
本家モノとの比較をやってませんでした(汗) コレがないと違いが分かりにくいよねぇ
そんなワケで、2つをキチンと眺め比較してみることにします こーして並べると、ミラーのボリューム含めケッコウ違うねぇ
正面から見ると(上右写真)、アームとミラーボディ接続位置の違いがよくワカルと思います

max_mirror ruiji_tsuika01

モールのアリナシ比較っす(上左写真) こーして見ると、バレンクラシックも捨てがたいモノがありますねぇ
前項で書き忘れてたんだけど、本家モノにはあるロックビスが01・02共にありません(上右写真)
個人的にはコイツの有無で不便は感じないんでヨシとしてます むしろスッキリした見映えになるからナイ方が好みかな

max_mirror ruiji_tsuika03

ミラーボディのボリュームは本家モノの方がより立体的でキレイな膨らみを帯びてます
造形美勝負なら、文句ナシにバレンクラシックの勝ちだね
ミラーの可動範囲は上下左右共にバレンクラシックの方が大きいかな
コレはセットアップする上で便利ではあるんだけど
ウチの組付け方法では、ハンドル付け根で上下左右にセットアップのマージンがかなりあるから
03を使う上であまりハンデにはならないっすね まぁでも汎用品なら可動範囲は大きい方がエライかぁ

max_mirror ruiji_tsuika02

先述した暗く映るっていうコトを意識して見てもらうと、03の方が暗い感じしません?(左右写真共に右側のミラー)
鏡の形状にもハッキリ違いがありますね 本家モノがややつぶれた楕円なのに対し
03は均整のとれた楕円っすね 個人的には03の方がスキかな
有効寸法(鏡面部の最大寸法)を計ると、03が132mm×76mm 本家モノが129mm×72mm
意外にも03の方が大きいっすね 見える範囲が大きくて困るコトはないから、ココは03の勝ちだな

どっちもステキっす

2個イチにしたことで、バレンクラシックと比較しても著しく劣った点はなくなりました
こーなるとあとはカタチの好みっすね ミラー単体で見るとバレンクラシックの高質感が引き立ちますが
自車への馴染み具合で見ると03に分があるってのが個人的感想かなぁ
バレンミラー選択の参考になれば幸いっす!

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