Vmax サービスマニュアルは愛読書?

どれも甲乙付けがたい魅力アリ・・・

マニュアルのマニュアル?

2015年現在、Vmaxに乗り始めてかれこれ24年・・・
この先も多分ずーっとコイツなんでしょーな (笑)

乗り始めたコロはまだネット環境がなかったコトに加え
人見知りで致命的にトモダチが少ないってコトもあり (苦笑)
自己流整備を指南してくれるのはサービスマニュアルのみっていう感じで
いわば頼みの綱といったトコロ
後々頼れるセンパイ & アニキ諸氏との出逢いで一気に覚醒?するものの
マニュアルへの思いだけは2015年のイマも変わらないよーで
目に留まれば入手ってのを繰り返すうち
気付けば数冊に・・・
webサイトを作っていて何ですが、紙面がやはり好きみたい (笑)

そんなワケで
当方の独断と偏見により手持ちのマニュアル達を紹介してみましょーか
まぁ バイヤーズガイド・・・ にはならないカモですが (笑)
購入に際して多少の参考になれば幸いっす
あ かなーり長い内容になってますので覚悟アレ

VMAX1200 国内仕様 サービスマニュアル (3UF1)

07vmx_manual52 (1)

冊子のボロさから分かると思いますが
イチバン最初に入手したヤツっす 1号車はアメリカ仕様(’92)だったんだけど
整備すら理解できてないのに英語版買ってどーする?
ってコトで、国内仕様のマニュアルをチョイスしたのだな
内容的には90年以降からマイナーチェンジ前(40mm径Fフォーク)に対応していて
車体レベルの整備ならほぼコイツで用が足りるかな?

まだトルクの表記が・・・ココはよく見たな

時代的にトルクの表記がまだ N・m ではなく kg・m っすね
さすがにイマはサクサクいけますが、初めてFフォークをバラしたときはビビリましたねぇ
入手当事は右写真のトルクデータを参考に
トルクレンチを使いつつチカラ加減の体得を目指しました

スタータークラッチ01

各冊子で共通の部位をピックアップしよーってコトで
Vmax整備の鬼門?であるスタータークラッチ(マグネットロータ)の分解をどう取り上げてるかを
共通点その1としましょーか
このマニュアルではおそらく当方が所有する SST と同じヤツでやってますね
とはいえ作業のコツ等々の記載はトーゼンなし コイツはあくまでプロの整備書なのだ

配線図

配線図も各冊子の共通点その2として取り上げてみます
コイツの配線図は左ページに配線図が載り
右は配線図にナンバリングされたパーツの名称が記載されてます
配線図自体は
オートバイの進行方向・車体の成り立ちを意識した書き方じゃないかな
端的に言えばプロ仕様ってトコ
ゆえにオートバイを眺めながら配線図を追いかけるっていう
当方のよーな方向音痴的整備好きにはちょい難解
また、各部の名称が右ページにあるため、名称を確認して左ページを見直すと
ドコを見てたかを一瞬見失うっていう場合が多く
配線図上に何箇所か名称を書き込んだアトがありますな

1990~1998年 VMAX総合サービスマニュアル(日本仕様)

基本的にはコレ一冊でOK?

上記した3UF1のマニュアルをはじめ、補足版を1冊にまとめたヤツっす
国内仕様に関しては全ての年式を網羅してるんで
国内・国外仕様年式問わず
車体整備を中心にやるならコイツ1冊で大体用が足りますね

追記部分

前半が先の内容(3UF1)とまったく同じで
後半に3UF3仕様の変更点に絞った内容(総説編・サービスデータ編・車体編・電装編等)
が追加されており、その更に後半は3UF4仕様の変更点
(総説編・サービスデータ編・点検調整編・エンジン編・車体編)が追加されます
どーでもいーハナシですが
3UF4の目次では第5章の車体編がキャブレタ編と誤記されてるのでご注意あれ (笑)
キャブにシャフトドライブは付いてねーし・・・

3UF1マニュアルの写真総合マニュアルの写真

ひとまとめにしてくれた総合版は大変有難いんだけども
オリジナル?の3UF1版を持つニンゲンとしては少し気になる点も・・・
左写真が3UF1版に掲載される写真 右がこの総合版に掲載される写真
クリックして拡大してもらうとよく分かると思いますが
写真の解像度がまぁまぁ粗め
実用に支障はナイものの、混み入った部位の写真等々ではチッっていう瞬間もアリ
使ってる紙が悪いのか、印刷機の設定もしくは元データの設定?
確かに紙質は比較するとちょいチープさがありますが
イラストや文字はクリアなだけに惜しいと言えば惜しい点っすね

3UF1の場合3UF3の場合

総合版では内容が重複する場合(変更に伴い)があり
上写真左が3UF1版のベベルギア図解で右が3UF3の図解
よーく見比べると締め付けトルクの設定値が変わってるコトに気付きます
使用材質の変更に伴うトルク値の変化なんでしょーかね?
また、左では ネジロック とされていた表記が右では LT っていう表記に変わってます
コレはロックタイトってコト?

ミドルギヤ図解01ミドルギヤ図解02

取り上げるとキリがナイんだけども
同様に左が3UF1版・右が3UF3ミドルギヤの図解で
左ではシムの厚みが記載されてるのに対し、右では省略されてます(ネジロックの記載もナシ)
まぁ シロートがおいそれと手を出せる部位じゃないので深追いしてませんが
こんな具合に目に見えないトコでも小変更がなされているので
いずれにしてもシロート的には自車の年式に近しいページを優先した方が確実っすね
マニアックシロート?だとコレらを読み解き
旧年式の仕様を高年式仕様に・・・
的目論みの糧になると・・・言えなくもナイ (笑)

若干使いやすくなった配線図

スタータークラッチの項は3UF1版と共通なので省略
配線図は3UF3版の後半に折込で追加されてまして (上写真)
紙面の大きさがグっと広くなり各名称も最寄に記載され、ワタクシ的には大歓迎 (笑)
また、接続カプラの形状・カプラに収まる配線の位置、接続がギボシになるトコの表記
等々が追加され、実用性がグンと高まった配線図になってますね
但し、オートバイの成り立ちに習った表記ではないので
シロート的には79点ってトコか?

1998 VMAX12 サービスマニュアル 英語版

2LT仕様のマニュアル

プレストが発刊するVmax(2LT 1998)北米仕様のマニュアルっす
車体整備だけであれば必須でもナイんだけど
キャブレーションや内燃機等のデータ類は
やはり車体そのものに適合するマニュアルがあるとより確実ではあります

VMX12N仕様巻末

とはいえ、厳密には3号車ヤマシギ号そのもの(VMX12K)の冊子ではなく
VMX12N(2001年)に対応したモノのよーです 型式こそ違えど、車体構成が同等っていう判断なんでしょーか
表紙(裏表紙含む)こそ日本語が書かれてますが、中身は完全なる英語版っす (笑)
年式・仕向地で数種あったので、購入に際してはご注意アレ
あ 購入時にはフレームナンバー等の情報を求められましたね

コレってどーなのよ

純正マニュアルの場合、たいてい冒頭に適合機種についての表記があり
英語版だと GENERAL INFORMATION の中に型式や符合する車体番号等々があるんだけど
この冊子では意図的に排除されてるっぽい・・・
型式を申告した上で発注してるワケだから、不要と言えば不要な情報だけども
発注内容あるいは手元に届いた冊子が自車に適合してるかどーかを
最初に1度は確認しておきたいよーな・・・(純正本って発注を巡って時々迷走するのよね)
想像するに
コチラの指定がVMX12Kに対してVMX12Nの内容なので、トーゼン型式が符合しないため
誤解を避けるための配慮なんだとは思うんだけども
その手間が惜しくないなら、堂々と表紙に 1998 と入れちゃうなら
※ このマニュアルはVMX12N用として発刊されてますが、VMX12Kにも対応します
くらいの記載、もしくは別紙を入れてくれてた方がコチラとしては安心
英語版とはいえ、日本の会社が国内向けに編さんしたんだろーから
大体がそのくらいしてくれてもよさそーな価格です (笑)
最近また値上がりしたみたいだし・・・

エンジン着脱イラストのみ!

グチはさておき (笑)
内容をざーっと眺めますと、まず気付くのが写真による解説が見事に皆無なトコ
左は国内仕様のエンジン着脱の解説で右がコイツの解説
イラスト好きな当方としては見てるだけでも結構楽しいんだけども
整備の てにおは を写真から読み解きたいヒトにはちょいと難解カモ
とはいえイラストの解説は適宜記載されてるので、部位によってはかえって理解しやすかったりもしますね

え?

イヤイヤ、それじゃ外せねーし・・・ (笑)

スタータークラッチ02

スタータークラッチの解説もトーゼンのイラスト
使用してるSSTが国内仕様の場合よか少々頼りない感じもしますねぇ
車体のコンディションによってはSSTがグネりそうだな・・・

やや難解な配線図

配線図は写真のよーに折込なため大きいんだけども
大きいのにも関わらずパーツがナンバリングされ、名称が右に記載されてるため (しかも密集)
方向音痴 & 老眼にはかなり敷居の高い内容となっております (笑)
カプラの形状並びにカプラ配線の位置等々は記載されているので実用性はありますが
車体構成を意識した配置にはなってないかな?

番外編01 1985 VMAX12N/NC SERVICE MANUAL 

Vmax 1FKマニュアル

コイツは2号車(1985年初期型 1FK)に乗ってた90年代半ばに
ショップへマニュアルを注文しに行ったトコロ、当時で既に10年以上前ってコトもあり
とっくに販売中止の様子 (涙)
だもんで、店にあったボロッボロのヤツを譲ってもらいたいと頼むも
アナタの含め(汗)古めのVmax整備で使うので無理とのコト・・・ そりゃそーだな
その後、洋書専門店などを探し電話したりもしたんだけどナイっ!
ただ、1ヵ月くらいなら貸してもいーよとのコトだったんで
拝借したタイミングで禁断のコピーを・・・(本来は不許複製です)
イマならオークション等々で入手も可能ですが、当時はコレしか思いつかなかった・・・
若かったとはいえコレはいけませんね (反省)
ただ、初期型は点火系を始め各部に結構な違いがあるため
突っ込んだシロート整備には是が非でも欲しかった一冊ではあります

海外版ながら写真多しスロットルケーブル

比較対象が増えた現時点で見直すと、海外版ながら写真が多用されてますね (左写真)
また、国内版含め詳細のないスロットルケーブルに関しての記述が数ページに渡ってあり(右写真)
文献として眺めるだけでも未だにケッコウ楽しめます

スタータークラッチ詳細

スタータークラッチ云々でも写真が使われてます
ココでもやはり華奢なプーラーが登場してますが・・・ 昔は外し易かったのかなぁ

1985配線図

配線図は3UF1国内仕様のベースと言っていいくらいのレイアウト&構成
また、各部写真の取り入れ方等々を比較すると
3UF1国内仕様のマニュアルは1FKアメリカ仕様の構成を踏襲してるよーにも思えます

HAYNES YAMAHA VMX1200 V-MAX ’85 to ’03 MANUAL

HAYNES MANUAL

乗り物好きなら一度は見たことがあるであろうヘインズマニュアルのVmax版っす
自家製配線図の作成にあたり、参考文献として入手してみましたが
老舗だけあって整備書としてかなり読みごたえのある内容っす
そのワリに純正マニュアルと比べて安価っていう点もスバラシイ
表紙がハードカバー(固い紙)ってのは整備書として好みが分かれますが
ps3さん曰く
本来ならマニュアルは手掛ける前に熟読し、実整備中に読むもんじゃない・・・と
必要な数値はあらかじめ書き出せばいーだけのコトで
マニュアルが汚れてるかどーかで整備への造詣がある程度読める
らしいのだ・・・ なるほどなぁ
ちなみに当方の初マニュアル、最初に紹介したとーりで超汚いっす (爆)

数ページはカラー実際の車両を使ってる

中身を覗きますと、冒頭の日常点検数ページはカラーでちょい新鮮
文中に掲載される写真はそこそこ走ったであろう実車が被写体のよーでして
オイルパンの写真(右)などはまぁまぁ汚かったりします (笑)
でも伝えたいことに基づいて写真を掲載してるのは十分に感じ取れるし
対象をプロに限定してない いい意味のおせっかい が地味にツボ

スタータークラッチサービス満点!

そのいい例がスタータークラッチの記述にありまして
写真では2種類のゴツめなプーラーを実例として紹介してあるし (左写真)
更には純正マニュアルのイラストまで!(右写真)
緩めのウッドラフキーはあらかじめ外しておけよ(右写真上中央)!とくれば
思わず 了~解! って言いたくなります (病)
全体を通してこんな具合なので、知りたい箇所は辞書を開いてでも解読する価値アリっすね
ちなみにスタータークラッチの記述は、エンジン分解の流れじゃなく
電気系のカテゴリに入ってます コレまたこの冊子の特徴かなと

キャブデータ

キャブのジェッティング等、数値のデータは年式で大別されており
同年式内で仕向地が更に分類されるって感じかな
多年式に対応してるものの、この分類方法は明快で分かり易く
仕向地で異なる数値には好奇心が刺激されるカモ

配線図はカラー図は4種類あり

本命だった配線図に関してはアメリカ・ヨーロッパの2種類を、年式で更に分けた計4パターンのものが掲載されてます
その対象範囲は1985~2003年っすね で、見てのとーりカラーではありますが
A4よか小さい範囲にみっちりって感じなんで、ちょい目がシバシバしますね (笑)
しかしながら、ほんのりと車体への収まりに習った構成のため、部位を直感的に把握しやすいカモ

ヨーロッパ仕様

アメリカ・ヨーロッパ仕様の大まかな違いは、ずばりライトスイッチの有無
コレは言い換えると、ライトスイッチの流用なんて場合の参考文献になるのではないかと
ちなみにカプラ形状やカプラへの配線収まりは記載ナシ (惜!)
まぁ このサイズにそこまで収めろってのも酷なハナシっすね

CLYMER YAMAHA V-MAX・1985-2007 MANUALS

CLYMER

へインズもこのクライマーも
最近はずいぶん高価になりましたが (それでも内容を思うと安価)
当方はどちらも3500円くらいで買えたコロに出会ってるせいか
両者共安いのにちゃんと作ってるなぁっていう印象が強いっす
コイツはヘインズよかひと回り小ぶりで厚く
ペーパーバッグゆえの独特な紙の匂いに少し萌えます (笑)

クライマーもヘインズと同様にドナー車両を実際に分解しつつの写真と
純正マニュアルのイラストを独自に編さんしたものを中心に内容が進みます
対応年式が1985~2007年で、要するに全モデル対応 コレはすごい
ただ、サービスデータにこそヨーロッパモデルの記載があるものの
配線図は基本的にアメリカ仕様のみだね

この分類は一長一短マーキングは必須か

年式単位でデータを大別するヘインズに対して
左のよーにパーツ単位でデータをまとめてるのがクライマーの特徴っす
だもんで、目当てのパーツを年式・仕向地違いで比較するなら断然コチラが便利
但し、自車のデータのみを確認しようと思うと見る範囲がケッコウ広くなり
右のよーに該当する項目を蛍光ペンとかでマークしておかないと
見つけ出す 手間 が少し増えるカモ

ココもやはり・・・

クライマーでもわりかし華奢なプーラーを用いたカタチで
スタータークラッチの分解を紹介してますねぇ
一応、CAUTIONとして 難しいからね注意してね 的アドバイスは記載されてます (笑)
クランクシャフトに付いてるウッドラフキーは文章上で 外しとけ と書かれ
組み付け時に 付けろ っていう記載
親切には違いナイんだけども、全体的に言えるコトとして
イラストや写真を本文とリンクさせる紙面構成が少し浅い かなぁ
冊子サイズのワリに文字が大きめで
スラスラと英文を読めるヒトには 読みやすい とも言えますが
それゆえに文中で ココを参考に っていう写真・イラストが前ページにあったり
っていうのが地味~に混乱を誘います
まぁ 紙面のサイズを思うと仕方ないトコなんだとは思いますが

スロットルワイヤー記述

初期型用(1FK)純正マニュアルの特徴だった
スロットルワイヤーのくだりがクライマーでも採用されてるのは美点
ひき(戻し)シロの調整云々で6ページほどあります・・・
この冊子には良くも悪くも マジメ ってコトバがよぎりますな (笑)

クライマー配線図

クライマーの配線図もカラー
社外のマニュアル等では配線図が カラー ってのを売り文句で推しますね
見開き2ページでひとつの配線図とし
1985-1992 ・ 1993-2000 ・ 2001-ON っていう区分けで3種の配線図が見れますが
1985年と1992年ってイグナイター周りで少し違ったよーな・・・
コイツ一冊で配線周りを把握するには多少の経験値が求められるカモね

番外編02 VMX12D VMX12DC OWNER’S MANUAL

基本整備はコレでOKカモ

コイツはサービスマニュアルではナイんですが
当方が唯一 新車 で買った1号車(2WE)に付属してきたオーナズマニュアルっす
車体各部の使用方法をはじめ、日常点検の類(油脂類・タイア等)が主な内容なんですが
基本的には車載工具でもどーにかできる内容なので
本域で 整備 をしないヒトでも知っておいてムダにはならない内容かなと
後ろの白表紙モノはヤマハ車全般に付いてくるヤツなのでスルーしまして (バイクの走らせ方的内容)
このオーナーズマニュアル、実は侮れなくてねぇ・・・

後ろのページには・・・超 親切な配線図

冊子の最後尾に折り込んだ紙が付いてるんだけども (左写真)
コイツを開いてみますと・・・ 何と配線図!

コリャ分かりやすい

で、オーナーズマニュアルっていう性格のせいか
モノクロでこそあるけど記載方法がとにかくシロートには分かりやすい!
オートバイの成り立ちにそこそこ馴染ませた配置とカプラの表記等々
実車を見ながら使う配線図としては、当方的に95点はあげたい構成 (カラーなら満点!)

本命に配線図はナシ・・・

ならば3号車のヤツにも・・・ なんていう淡い期待と共に
中古のオーナーズマニュアル(VMX12K)を入手してみるも、残念ながら配線図はナシっす (涙)
それでも日常点検に必要最低限な情報(油脂量等)は記載されてるので
配線図はナイですが十分実用性アリっす

そんなコトもあってか
3号車(VMX12K)時代のオーナーズマニュアルは安価なんだけども
配線図付き黄色表紙のヤツだけは
未だにオークションでもなかなか高値でやり取りされてますねぇ
ただ、年式や仕向地が合致すれば配線図はそのまま使えますが
黄色表紙のヤツってそこそこ古い年式なので(多分VMX12D 1992くらいまで)
高年式とはビミョーに配線や油脂量等が異なるゆえ、入手に際してはご注意アレ

自家製だぞ

そのアタリを踏まえつつ
自家製カラー配線図は、こいつをレイアウトベースとして加筆修正したのだな
主な変更点は、仕様違いによる配線・部品の修正 ・ 日本語化 ・ 配線色の追加等々
カプラ形状含め、全てを新たに書いたんだけども
下絵への著作(メーカー)並びに当方の精度が担保できないので配布は考えてナイっす
自分で書くってのは思った以上に身につくので
自車の配線を紐解く(理解を深める)なら一度チャレンジしてみるといーっすよ

オリジナルの部位

純正図を触り慣れると
必然的に独自で新設した何がしにも同様の図が書きたくなります・・・ 多分
上図の緑部分がオリジナルで追加されてるパーツ達で
触ってるトキは不要でも、1年もすれば忘却必須につき (笑)
気付いたら配線がクチャクチャ・・・ とならないよう
清き ヘンタイ を目指すなら
カイゾーにカイゾーを重ねるなら
ワイアリングマネジメントはしっかりしておくべきかと
そんなワタクシも只今道半ば、一人前の ヘンタイ を目指してる最中っす

2016年モデル?

2015年~2016年の冬は
ヤマシギ号の配線を 新品 と交換予定っす
2000年初頭に一度交換してるんだけども (誤ってショートさせてしまった・・・)
それでも既に13年は経過してるワケで・・・ 歳月の流れにビビリますが
手元に届いたブランニューな配線、久々に触れるとまず驚くのが
軟!しなやか! ってコトっすね
配線の硬化がただちに 悪さ をするワケじゃないですが
忘れたコロに カマされないため そろそろ先手打っておくとします

総評・・・

どれにする?

脱線含め、かなり長くなりましたが・・・
マニュアル話に戻しまして
んじゃ結局どれ買えばいーのさ? と問われると
使う側の目的・スキル(語学力含)でどれも一長一短アリって言うしかないかなぁ
オイル交換は初っす!ってヒトに海外仕様の純正マニュアルは不要だしね
最小の投資で済ませるなら国内仕様の総合版と
サービスデータの資料としてヘインズあたりがあれば十分カモ
多少の心得・重めの整備が前提ならプレストのマニュアルはすっごく頼りになるけど
初めて手にするマニュアルとしては少し難度が高いし
イキオイで購入するにしても高すぎる・・・
国内総合版・ヘインズ・クライマー・中古オーナーズマニュアル
イマのトコロ (2015年)
全て買い揃えてもプレストもの1冊よか安くつきます (笑)
いずれにしても
国内版含め純正マニュアルは、もし買うならお早めに・・・ とだけは言えるかな
毎年のよーにケッコウな額で値上がりし続けてるのよねぇ
まぁ Vmax1200も旧車になって久しいから
ニーズを思うと
少々高価でも取り扱ってくれてるだけ有難いコトではあるんだけどね

以上、マニュアル入手の一助になれば幸いっす


オマケ パーツリスト

/パーツリスト

Vmax関連の書籍カテゴリで言えば
純正パーツリストってのも忘れちゃいけませんな
まぁ 最近はweb上で詳細も追えるし、時間経過で他車と共通化されたパーツでも
価格含め最新の情報が反映されてるので
旧車となったイマ、注文する上では必ずしも必須アイテムではナイっす
ただ、精度こそ知れてるけどイラストを参考に
部品構成を整備中に確認したり等々
シロート整備にとってはトキに心強い一冊だったりするんだよね

国内仕様版インデックスタブ

手持ちのパーツリストは現在3冊ありまして・・・
国内仕様版は、PC前でweb情報と照らし合わせながらの1冊と
常にガレージの傍らに控えてる1冊、あとは後述するカナダ仕様のヤツ1冊ね
国内版は3UF1~3UF5までを統合したヤツでして
現在でも新品が入手可だと思いますが、前記した国内版マニュアル同様
もしかするとコピー版になるのカモ・・・
ウチのは当時モノ?なので解像度並びに紙質も気になりませんな
ただ、最近ガレージ用として手にした黒帯の方は当時の正規コピー版?って感じでして
画質はそれ相応だけども使用に不都合はナイかなぁ 中古で安かったんだよね
ってか、ウチのパーツリストはどれも中古品ばかりっす (爆)

いるかぁ?索引を引用

ふとした思い付きで
絵目次にナンバリングされてる数字をインデックスタブ化したら使い易そう!
と、張り切ってテプラを駆使しつつこしらえてはみたんだけども・・・
まぁ・・・ 無くてもいーかな (爆)

3UF6だぞへぇ~

ややマニアックなお話をしますと
国内仕様の最終モデルと思われる3UF6のサプリメンタリ版もアリ
内容は変更箇所に限られるので数ページですが
へぇ~って思ったのがステムナットの仕様変更ね (右写真)
’98カナダモデルのヤマシギ号でもココはフランジナットの一体モノ(品番:90178-22050)
ところが’99国内モデルにあたる3UF6ではワッシャとナットの2部構成みたいっす
ちなみにナットが(90176-22081)で、ワッシャが(90201-220T0)になり
ちょい気になって手持ちのデータ(’02-5GK9等)を確認しますと
どーやら99年以降のVmaxは仕向地にカンケーなくこの仕様みたいっす
どんな狙いを持ってこの仕様になったんですかねぇ・・・ 誰か教えて
ま ヤマシギ号は既に純正じゃないんですが・・・ (爆)

VMX12Kパーツリストデータ確認

カナダ仕様のパーツリストは
以前Vmaxの型式を調べていて入手したヤツで、有志の方がweb上にアップしていたモノ (感謝)
そのデータを新人レーザープリンタで紙面化させたんだよね
表紙だけは国内版に習って当方が構成したモノとしてますわ 超どーでもいーハナシ
場所によっては国内仕様とまったく違う部品が使われてるので
ココは怪しいな・・・ ってトキの確認資料として何かとアリガタイ1冊
あ オートバイ屋さんに整備依頼するなら不要っすよ (笑)

18年の歳月・・・

98年当時の価格表もアリ・・・
イマになるとコレは目の毒だわぁ・・・(笑) 値上げ幅がハンパない件
まぁ 2016年現在、Vmaxも生産終了して既に10年近く経ち
それでも大体の部品が手に入る環境があるコトに感謝しなくちゃイケませんな
それにしたってヤマハさん、部品高くないっすか?(涙)

 

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