SIMPSON SXのメイキング話等々

終わってみれば何て事ないんだけど、まぁイロイロやってましたねぇ

センター出し

SXのくくりでトップページにコンテンツを追加しようとも思ったんだけど
やってるコトは大体他のメットと近いから、内容がカブらないトコだけをチョコっとご紹介
まずは上写真 まだ塗装も剥がしてない段階なんだけど、メットのセンター出しをしました
ココは地味に手こずりましたね
というのも帽体がシンメトリな形状になってなくて(SIMPSONの基本か?)
自分なりの妥協点を見い出すのにずいぶんと迷った記憶アリ
で、ココ!って決めたメットのエッジに少しだけ削りを入れてセンターをプロット
グラフィック入れなどの基準点、フチゴムの出発点などで活用します

引っかき傷

少し工程が進んだトコで必死になってたのが帽体の傷消し
ケッコウ下地がやられていて(ってかメットとして終わってるよね・・・コレ)
ひたすら面を出しつつ歪みのナイ形状に向かってシャカシャカと・・・
イチバン時間をかけた工程だなぁ

金具

コイツを手にしてから、ずっと手がけるべきか見て見ぬ振りをすべきか迷ってたトコ
自家製のアゴひも金具なんだよね、コレ
元々付いてた金具には一応錆止めを塗布しておいたんだけど
どーしても錆止めが入りきらないのと、そもそもこんな朽ちかけの金具に身を委ねるのはどーよ!?
っていう自問自答の末、自分でこしらえた金具なら何かが起きてもあきらめがつくかなぁと
で、1.25mmステン板を半べそで切り出し、エッジを滑らかにしてるのが上写真

完成手前

ある程度面がキレイになったトコで純正金具に習ったアングルで折りを入れました
写真を見ると分かると思いますが、面積を少し大きくして気分的に強度を上げてます
でもって写真にはありませんが、アゴひも自体も方々を探して交換しました
少し腰が強くてしなやかさには欠けるんだけど、袋織りの丈夫なヤツっす

このアタリのオハナシはコレにて終わりっす
というのもやはり安全性に関わる部分だし、軽いキモチで触るべき部位じゃないと思うからね
web上の情報はともすればヒトリ歩きしかねない怖さもある為、ご了承くださいな
それでもこういったトコを触るからには
しかるべき覚悟 と 自尻自拭 であるということをキモに命じましょう
少しかしこまりましたが
本人もそれ相応に考えての判断(加工スキル含)だったゆえ、ご勘弁
んじゃ最初っから書かなきゃいーだけのコトなんだけど
こういった中古のメットを解剖してみると、程度によって金具類はそれなりに痛んでるワケで
そーいうモノの可能性アリってのを知ってもらいたかったのだ

とはいえ必ずしも新しければキレイってコトでもないよーで
コイツのアトに入手したSX-3 年式で言えばかなり古いハズなんだけど
金具類は至って良好なコンディション・・・ 中古の難しいトコ だねぇ

SX-3

そんなSX-3の方はのんびりと手をかけてまして
各部のビミョーな違いに感心しつつ、別に丸々削り落とさなくてもいい旧塗膜を
面だしついでにせっせと研いでます
コイツは内装の表皮がダメっぽいんで、生地の貼り替えが作業として追加されるね
でもって手始めに口元のスポンジ部分を貼り直してみました
使った生地は、以前クルマに装着したレカロシートにマップポケットを追加するトキ用意したモノで
思いの外曲面への馴染みがヨカッタ為、本採用となりました

マウス部分

肌触りはいいんだけど、吸水性とか・・・ ま いーか

SB?

ハナシが前後しますが、上写真はSX-8?の方に収まってた帽体内部のパーツ
頭頂部にくぼみがあったんだけど、コレは多分SB(スーパーバンディット)と共通パーツなのかな?

シンプソンロゴ

唯一鮮やかな色を使う部分だったので
ロゴマークのたたずまいにはかなり執着しました 上写真はそのシミュレーションの一部
このシールを貼っては唸りつつ、剥がしてはデザイン力の乏しさに挫折しつつ
どーにか完成となりましたが
純正をヨシとする方々にはウケないどころか怒られるカモなぁ・・・
まぁSIMPSONへの想いを表すカタチはヒトそれぞれってコトでひとつ

フチゴム接着

最後の最後の工程になるフチゴムの接着
今回はゴムの端部どうしを先に接着しておいてからメットに巻き付けるって工程
というのも長さが短めで微調整がキビしそうだったんで
後部の中心をしっかり決めてから、クリップでテンションをかけつつメットに馴染ませました

ってな感じでモロモロが完成となり
ヤル気を見てのんびりSX-3を仕立てるつもりだったんだけど・・・

作業待ちのヘルメットが減らない件・・・

再びRX-10

ウチから旅立って久しいRX-10もといRX-32
先日田舎で久々にRB#05に見せてもらったんだけど、やはり再塗装が必要なヤレっぷり(笑)
オレはまだまだフツーのシロートだっ!
なんて反省と共に連れ帰ってきたのはなぜかRB#06のArai ASTRO・・・
ココしばらくはツルっとしたメットばかりだったんで
あまりにダクトまみれの形状にしばし気絶
スーパーめんどくさそうだぞ・・・ コレ

脅威のフチゴム

ダクトはともかく (でもないけど・・・)
取り外し不可マチガイなしのフチゴム(幅広!) どーするよコレ?
元色を生かすならまだしも
思いっきり色が変わるとなると境界がガサくなる可能性大だぞ・・・
でもね
じーっと眺めてるウチにもしかしたら・・・って方法思いついた!
手順次第では失敗するかもしれないけど
そこは親友ってコトで謝る準備だけしておいて(笑)
石橋を叩かずに渡ってみます 乞うご期待!

っていうか黒いRX-10と謎のジェットヘルメットは誰のよ?
コレ、イマのところ誰のモノでもないんだよね
Fフォークのオイルを買いに行った長い付き合いのお店で
親父バイクの件などを相談してるウチに当サイトのハナシとなり
サイト内のSX-8を見せびらかして悦に入ってたトコロ
ちょっとウチのメット(商品)も塗ってよっていうハナシに急展開・・・
オレに何のメリットがあるのか皆目不明なんだけど(笑)
先々世話になる案件が無きにしも非ずだった為、期限ナシで預かるコトに
だもんで、この二つは将来売り物として店に並ぶ予定っす
更に売れなくなっても知らねーぞ・・・

やっぱりデカイ

売り物に手がけるワケだから先々メンドーなコトにならないよう
RX-32のよーに盛ったりふっくらさせたりしませんが(笑)
最近マイブームのダーク系ウォームシルバー(SXと同色)を採用しつつ
シンプルなロゴで売り物として耐えるアガリを目指してみます(イメージは完成してるのだ)
ジェットヘルメットも基本的には同じ色だな あまりお金もかけられないしね
とはいえどちらも不良在庫一歩手前のカワイソウな状態
だもんで、新たな息吹を吹き込み
主の登場に備えさせよーと思ってますよ

あ RX-10の方はサイズが60センチで、仕上がりを見ると多分初期ロットなのかな?
ジェットの方はフリーサイズだけど57~59センチってコトだから多分メンズだね
最低でも表面の仕上がりはキレイに仕立てるつもりなんで
サイズの合致する方はゼヒ!

それにしても・・・
デカイと思っていたSXのアゴ周りが小さく見えるくらいに
やはりRX-10のアゴ周りは凛々しいねぇ(笑)

ひとまず状況だけは究極のシロートっぽくなったな(笑)

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