PBC大将の逸品達と私的ウインカー問題

PBC大将による逸品コーナー

依頼制作物

今日は、作業場にカンヅメでなかなかお店に顔を出せない当方のため
制作依頼していたブツを、PBC大将が仕事ついでで届けに来てくれましたよ
そのブツっていうのが上写真なんだけど、何かわかります?

カラー

まずはキレイに削りだされたカラーについて
コイツはヘッドライトとステーのスキマを埋めるパーツなんだけど
ハンドル周りをいじった流れで、ステーの取り付けパーツもカッコよくしたトコロ
ステー自体が外にオフセットされたため、ヘッドライトとの間にスキマができたのだ
とりあえずは手持ちのナットを組み合わせてコト無きを得たんだけど
ステーとヘッドライトを結ぶ何がしは美しくあるべき?という深夜の思いつきから
夜な夜な樹脂板等を削っては馴染み具合を検討し
図面をおこして作ってもらったのがこのカラーというワケ
コチラの意図をすぐさま察知してもらえるのは、長い付き合いだからでしょうかね
図面にはナイ微細な面取り等々、削り出しながら 柔らかい 仕立てがサイコーっす
当初はいわゆる フジツボ 的形状でいいかとも思ったんだけど
スタディしてみるとそっけなさと華奢さが気に入らず
タフでガシっとしたこのカタチになったのだ (本人の思い込みだけどね)
PBC大将、グッジョブです!

スタンドパーツ

謎?の2本の棒は、単車用フロントスタンドの差込部分です
元々は太いシャフトだけの単一機能だったんだけど
今回ステムを交換したコトで、シャフト径が合わなくなった為の制作依頼でした
新しいステムだけで使うなら細い方一本でコト足りるんだけど
そこもまぁ以心伝心的に、加工前の太いヤツも使えてトーゼンでしょ?ってな具合で(笑)
アタリマエの差し替え方式となったのだな
コレが簡単なよーで意外と手間だったらしく
母材が曲げパイプゆえかキレイな円弧ではなかったよーで
その微調整からの作業だったよーです

そっけないイデタチ

そっけない風情のフロントスタンドなんだけど
こー見えてヤマハ純正・・・ かれこれ17年くらいの付き合いです
イマでこそカラフルで安価なヤツなどイロイロありますが、当時はそう選択肢も多くなく
オマケにこの成り立ちのワリになかなか高額・・・
だもんで、差込みが合わなくなったくらいでは買い替えたくなかったのだ(笑)
でもこの加工のおかげで再び活躍間違いナシ!
またしてもPBC大将、グッジョブです!

YEC

当方にしては珍しく?ステッカーが貼ったままだったんでついつい激写
YEC(YAMAHA MOTOR ENGINEERING CO.,LTD.)のステッカーだ!

さっそくお仕事

お世辞にも安定度万全とは言えないフロントスタンドではありますが
ちょっとホイール周りをメンテしたり
フレーム下にウマ(リジットラック)を放り込むトキなどにはやはり重宝します
あとはさぁ シロート整備を始めたコロって
とりあえずこのスタンドをかけておくと何となく それ っぽかったりするでしょ?(笑)
そんなミーハー心が購入当時には少なからずあったカモ
ま 誰が見てるワケでもナイんだけどね

イマとなってはアチコチに付いたキズも手伝って
いっぱしのツールとして様になってきたよーに思います
ま コレも自分にしかワカラナイんだけどね(笑)

常に言われ続けてきた ウインカー問題・・・

ブレットウインカーで文句あっか

だいたいの気心が伝わるPBC大将ですが
何でコレなの?、と
知り合った当初からず~っと言われ続けてるのがこのウインカー(笑)
イマでは大将にとどまらず、そこに集うお客さんにもささやかれるほど・・・
別にいーじゃんか、放っておいて!(笑)

レンズがクリアになったのは
元々オレンジで使い続けてたんだけど
数年で退色する度レンズ交換ってのがわずらわしくなり
クリアだったら退色しよーがナイんじゃね?
くらいのイキオイだったハズ(笑)
確かに退色はしないんだけど、クリアって黄色くなってくるんだよね・・・
だもんで、結局コチラも数年でレンズ交換だったりするワケですが
何を隠そうこのウインカー、この街に来て初めて乗ったレブル号からのお付き合い
25年もの間、ウインカーとして職務をまっとうしているのだ!
厳密にはヤマシギ2号車でフロント側のひとつがオシャカになったから
25年の付き合いは3個だけなんだけどね
そんなカミさんよりも長い付き合いのウインカーである
放っておいて!とも言いたくなるのだ(笑)

まぁ ハーレイへのオマージュっていう部分も無くはナイんだけども
ライト横とダックテイル横にはこのボリュームがすっかり馴染んでるワケ
もう少しぶっちゃけると
変えろと言われれば言われる程
ゼ~ッタイ 変えない! という意地が8割・・・ だな

そんな 意地のウインカー ではありますが(笑)
モロモロが刷新していく中で、磨き傷等々くたびれ感がいよいよ隠しきれず
次期ブレットウインカーだな と
単純に同じ形状で新しいのでもいいんだけど
意地のウインカー 積年の想い?をはらすべく
何か仕立てのいいヤツはないモノかと、探しに探して見つけたのが下写真

ポッシュ

おほ~ 久々のオレンジレンズ
少し小ぶりになったのが気にならなくはナイんだけど
職人がバフ作業の後に・・・ なんてわざわざ説明書に書くくらい、とりあえず仕立てがよろしい
ただ、名前がイマイチ・・・(チョッパーウインカー・・・)
ま 名前はともかく、補修部品等も充実していて、メーカーのヤル気を感じます
詳しくは近々いきますが
パーツの組み換えで最近流行り?のブリムタイプにもできるし
ニュースクール?とかいうレンズがコーンヘッドのよーに飛び出たヤツにもなるらしいぞ
オマケに高額にはなるんだけど、同形状でアルミ削り出しなんてのもあるくらいだから
作り手はよほどコレら一連のプロダクトが気に入ったんだろーねぇ
かくいう当方もカンペキに気に入りました

それでも何で削り出しにしなかったかと言うと
値段もさることながら、削り出しだと 空 が映らないんだよね
ウインカーに映る 刻々と変わる空色 を
時々眺めつつ走るのがシアワセなのだ (あら?ロマンだねぇ)
削り出しでも磨き上げれば鏡面化できないコトもないんだけど
パキっとした映り込みはやはりメッキに及びません

とか言いつつも結局はブレット(砲弾型)ウインカーである
あーだこーだは聞こえてくるかもしれませんが
大きなお世話 放っておいて!(笑)

揺れるオトコ心

なんて思いながらも
なかなか全てを交換できない日々が続いてます(笑)
このボリューム感は捨てがたいぞ・・・ でもこの仕立ての良さもカッコイイし・・・
揺れる オトコ心 なのだ

シーズンも本格的に到来し
いい加減この盆栽的いじりから開放されたいトコロですが
なんせ仕事がピッチピチ まぁ 仕方ないか
仕事をやりきった先まで、お楽しみはとっておくつもりだったんだけど
今日、走り去るドルフィン号の咆哮を胸と嗅覚で受け止めた途端
くぅ~ やっぱり走りたい!
というモンモンとした1日ゆえ、今日はかなり書きなぐりましたね(笑)
まずは 働く!

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