EARTHMAN DGV-105 100mm変速グラインダー

安物もホントにあなどれなくなりましたねぇ

画像の説明

マキタかボッシュのグラインダー(変速機能付き)を買うつもりだったんだけど
ウチの用途としてはぶっちゃけオーバークオリティ
で、安物を物色してみるとコレで十分じゃない?って機種を発見
浮いた分で多機能にした方がウチ的に活躍させやすいのでは?
安物買いの銭失いになるのか・・・
いやいや、コレが想像以上に使えるのです

EARTHMAN DGV-105 100mm 変速ディスクグラインダー!

DGV-105 01

いいふりこいて一流どころのグラインダを買うつもりの自分を、コレにしとけ!と足を止めさせたのが安価な工具メーカーの代表格、アースマン(高儀)の100mm変速ディスクグラインダーです
メーカーはともかく変速機能がついたものが欲しかったんです 後付けでスピードコントローラーを付ければ確かに用は足りるんだけど、ケーブルまみれになるのがジャマくさいしコントローラーってなんだか高価 とかいいつつポリッシャ用にコントローラーは所有しているんだけど、グラインダを使う度にあっちからコントローラー持ってきてウンヌンってのがメンドー 手元でササっと速度調整できる方が断然便利だもんね

そんな横柄でワガママな要求に応えてくれたグラインダです まずはとりあえず安い でもって変速機能付き 忘れちゃいけないのが握りがなるべく細いことなんだけど、コレがまた細身で握りやすいんです さすがに一流どころのスリムモデルとまではいかないけど、ライトユーザーにはベストチョイスだと思うなぁ

DGV-105 02

本体機能はモチロンのこと、驚いたのは付属品です 砥石と工具ぐらいは付いてくるだろうけど、それ以外にマジクロ付きのソフトパッド(100mm)やそれに付けるサンドペーパー(#40×5枚 #80×5枚)、交換用カーボンブラシまで!
これで商売成り立つのかなぁと、コッチが心配するくらいの特盛な内容です

使い勝手は必要にして十分って感じ 対象物によっては若干トルクが負ける感はあるけど、あえて言えばというレベル むしろ対象物に合わせて回転数を微調整できるメリットの方が大きいですね

変速機能の有無には賛否あるだろうけど、使い手にスキルがない場合、いきなりギュイーン!と回りだすグラインダーはちょい危険に感じます そういう意味で速度を遅くできる上にソフトスタート機能があるグラインダーってのは初心者にも向いてるのではないかと

15年来の愛用アタッチメント カンザワ K-841 ベルトサンダー10! 

カンザワ01

一時期バイクのリアフェンダー(ナンバー付近のヤツね)をカットしてくれ!っていう友達の依頼が5台くらい続いて、そのトキに大活躍したベルトサンダーです ざっくりとフェンダーをカットしてからコイツでエッジを慣らし、サンドペーパーでキレイにした後にアーマーオールを塗り込めばいっちょアガリ!ってな感じ

コイツ(カンザワ ベルトサンダー10 K-841)は一般的なグラインダーなら大体付けられる汎用品で、NGなのはホイールガードが一体型(ネジ留めタイプ)のやつらしいですが、プロ仕様の特化したモデルじゃなければたいていOKだと思います 見ての通りベルトサンダーのマイクロ版って感じで、入り込んだトコやビミョーに削りたい場合にこのサイズはとにかく便利
コレを使いたい状況こそ変速機能が生きてきます ゆっくり回せば対象物に高負荷をかけずに作業できるしね 研削位置は指定されていて先端で研削するのはダメなんだけど、回転を落とした状態で先端を使って削ったりしてます オススメしないけどね

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コイツがエライのは、写真のように左右に首を振れる点 狭いとこめがけて作業する場合、コレができるのはアリガタイ 首振りのアングルは装着するグラインダーの形状次第 取付金具がかわせる形状なら90度くらいに振れるカモ

また、本体をクランプや万力等で固定し、マイクロベルトサンダーのような使い方ってのもかなり便利です この場合、回転スピードは最低速で 危ないから

装着するバンド(ロール状のサンドペーパー)は10ミリ幅で、細目・中目・粗目の三種類あります 番手で表すと#60・#80・#120ってことみたい 本体を取り扱ってるトコなら替えバンドは必ずあります 

で、最近知ったんだけど、コイツにはアニキ分にあたる一回り大きなモデル(ベルトサンダー15 K-840)ってのがありました 全長が少し長くて、バンド幅が15mmです それ以外の取りつけ方法や機能は同じだから用途に合わせてチョイスするといいっすね

SK11 ディスクグラインダー用スタンド

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これまたお求め安いお値段で手に入れたSK11(藤原産業)のディスクグラインダー用スタンド たいていこういったたぐいのアタッチメントものは、一見便利なんだけど思いの外使えないってのが多いんだけど、店頭でじっくり品定めしてみるとどうもそんな感じがしない 見るほどに良く考えられているとでもいうか、値段からするとなかなか堅牢なのだ 

台座は鋳物の鉄、グレーに塗られた部品はほぼ鋳物のアルミっていう作りで、仕上げはまずまず 位置調整可能な砥石カバーや飛散防止カバーなど、安全対策も考えられてます 台座を固定するクランプは付属しないけど、ネジ穴があるんでテーブルなんかにしっかり取りつけも可です

取りつけ可能なグラインダーは、100mm/125mmディスクのものでサイドハンドルを付ける穴が左右にあるタイプが対象です たいていのグラインダーには2箇所あるはず 対象サイズは特に明記されてないけど、調整範囲はかなり許容があるみたいだからじっくり取り組めばべスポジにたどりつけると思いますね

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クランプ部分の最大締め付け幅は、手前と奥のアゴをめいいっぱい開いて約80ミリ メーカーの表記ではパイプもので直径10ミリ(100mmディスク使用時)
板もので約5ミリってことです 但し、80mm幅をくわえられるからといって一発で切り離せるってコトではないですね
写真下は80mm開き、ハンドルをめいっぱいに下ろした状態ですが、ディスクが左右アゴに届きません 一気に切れるのはせいぜい40mmくらいではないかと

まぁ 使うディスクサイズから想像すれば、そうワイドレンジなものは期待する方が酷ですね そうは言ってもクランプ部は45度振れるし、アゴもそこそこ丈夫なんで、ディスクさえいいものを仕込めばかなり使えるのではないかと

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グラインダーを固定するにはサイドハンドル穴2箇所をボルト留め ココ用に付属するボルトは2種類あり、ウチで使ったのはM8 ボッシュなんかに使うM10も付属してきます 間口は任意で調整可能 ココを固定(仮固定)したら、上下のグラインダー押さえを回しながら可動軸に垂直になるよう、調整します 
位置が決まったらモロモロのネジ・ボルトを本締め ガタつきがないかを確認(じっくり確実に!)したら、グラインダーの取りつけは完了です 
コレに合わせて砥石カバーも位置調整して固定します

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可動軸は抜き差し可能なんだけど、このあたりの部品はあらかじめ組み立て済みでした 構造を把握するためバラしてみると、左右で軸を固定し、アーム部だけが可動するようです アーム側にベアリングでも仕込まれてればスバラシイんだけど、さすがにそれはなかったですね(笑)

アーム側にはプラスティックっぽいブッシュが入っていて、金属の磨り減りを防止してるようです グリス的な油分は付いてなかったんで、シリコングリスをブッシュ側に塗布 動きに大きな変化はないけど、ブッシュのへたりに多少の効果はあるかと思います

グラインダーが装着された状態でアームのガタを確認すると、ガタガタ振れるといった遊びはないんだけど、ブッシュがプラスティックな分、押しつぶすような遊びは感じます コレは意図的に力を加えた場合だから、まっすぐ下ろす分には軸の弱さは感じないけどね

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何気に気に入ってるのは、グラインダーのケーブルを固定できるクリップが装備されてるとこ 万が一にも砥石に巻き込まれちゃイケナイものだから、コレは実に親切なポイント 欲を言えば台座側にも一箇所あればカンペキだけどね

一度セットアップが済んだら、グラインダーの取り付けと取り外しはボルト2箇所のみになるから、思いの外カンタンです 
鉄筋を100本カットするならホンキな道具が必須だろうけど、5本ならコイツで十分だね ウチのようなちょい使いならなおさらコレで十分使えます 

グラインダー含め全て一気に購入しても、変速機能のついた一流どころのグラインダよりは安価だってことを考えると、これら " 安価ものコラボ " もバカにできないかもね 耐久性やアフターメンテナンス性は無視できないけど、このあたりは使い手の使用頻度によってまちまちだから、お財布と相談して決定ですね

ま 理想はグラインダーがボッシュとかだとサイコーなんだけども・・・

サービスデータ

  • EATHMAN DGV-105 100mm 変速ディスクグラインダー
    定格電流:5.3A  消費電力:500W  無負荷回転数:5.500~11.000min
    寸法:約幅120×長さ280×高さ103mm(ハンドル取り外し時)
    質量(本体重量)約1.5kg コード長:約2.4m 定格時間:30分
  • カンザワ K-841 ベルトサンダー10
    ベルトサイズ:10mm×330mm  外形寸法:約幅60×長さ165mm×高さ40mm  研削位置幅:40mm
    取替え研磨ベルト: K-841-2(粗目#60) -  K-841-3(中目#80) - K-841-4(細目#120) ※各4本入り
  • SK11 ディスクグラインダー用スタンド
    本体寸法(独自調べ):台座サイズ:240×190mm クランプハンドルを最大引き出した全幅:305mm
    アームハンドルまでの高さ:300mm グラインダー(DGV-105)装着時の全高:360mm 全幅:400mm

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