DBPOWER DJS30 ジャンプスターター

この手のアイテムってなかなか活況なんですねぇ

DBPOWER_DJS30

先日投入した CCAテスター で浮き彫りとなったクルマバッテリーのコンディション
すぐさまダメにならない状態ではあるものの
コレから訪れる厳冬期を思うと、ある日突然に・・・ 的懸念もなくはないぞと
とはいえバッテリーに付いてるチェック用丸窓を覗く限りでは 良好 の状態・・・  悩ましい
しばらく考え
新規バッテリーはゆくゆく投入するとして、いざってトキのため
モバイルスタイルの ジャンプスターター をまずは用意しておこーかなと
クルマに限らず、イロイロと使いまわせそーだしね

で、いざ探してみるとピンキリであるわあるわ ・・・(驚)
バッテリーの容量・多機能性・携帯性etc・・・ さてさてどーしたものか (笑)
手堅く日立製あたりを手にした方が無難なんだろーけど
最上級のクルマバッテリーと安めのジャンプスターターが両方買えちゃうお値段・・・
それはさすがに本末転倒なので
少なくとも投入予定のクルマバッテリーよりは安価ってのを上限とし
可能な限り大容量・願わくば多機能・願わくばカッコイイやつ (笑)
まぁ 安価なヤツだともれなく某国製が基本
モノの信頼度・カッコイイ度には妥協も必要となるため
最終的には己のインスピレーションに賭けるしかないぞと (笑)

そんなワケで根拠なく当方がチョイスしたのが
DBPOWER DJS30(16500mAh/600A)
はてさてコイツは アタリ なのか ハズレ なのか・・・

まずはその サイズ感 に迫ってみましょーか

ケッコウなボリューム使い勝手は良好

モノの性格上、クルマのどこかに収納しておくと思うんだけども
となるとまず気になるのが収納ケースのサイズ感かなと
写真のとーり、安価なヤツのワリになかなかしっかりしたハードケースで質感も悪くないっす

ざっくり寸法だと、W240×D130×H110mmのスペースがあれば収納できそーな成り立ち
ちょい ゴロッ とした雰囲気でしょーか
大きなクルマならどうってコトないサイズ感かと思いますが
我がカローラフィールダーですと
見えないトコに収納するならジッパーを開けてパカっと開いた状態であれば
リアの薄めななラゲッジトレイにサクっと入りましたわ

そこそこ重い

中ネタ含めた総重量は1245g
ウチのスターターは16500mAhってコトもあり、そこそこヘビー級っすね
コレに上記したサイズを踏まえると
クルマはともかくオートバイに常備したくなるサイズ・・・ ではナイな (笑)

非オススメコレでいんじゃない?

そうそう、コイツを初めて開いた際
左写真のよーに何らかのデータが記載されたステッカーみたいなのが仕切りに貼ってあってね
内容はジャンプスタートに対応できる排気量の対応表なんだけども
布地にステッカーを直接貼ってるっていうね・・・
後々ステッカーの糊がベットベトになるのは確実なのでチャッチャと剥がし
右写真のよーに色の濃い紙に貼りなおして収納
開封3分後最初のカスタム (笑)

さてさて肝心の中身を見てみます

本体っすジャック周りっす

本体サイズはW189×D84×H49mmってトコ(実測)
モバイルバッテリーとしてはずんぐりとしたサイズ感ではありますが
容量とトレードオフしたと思えば気にはならないっす
外観はいわゆる某国製の安価なプラスチック感満点で、まぁまぁチャチぃかな
文字の印刷っぷりもしかりで、下地を拾った白文字 コレ大嫌い
でも文句はナイっす
気に入らなければ変えればいーだけのコト (爆)

まぁまぁ重い

重量もご覧のとーりでそこそこズッシリ
コイツに限らず、この手のアイテム投入の際は
こーいったサイズ感や重量感が目的にマッチしてるかも大事っすね
オートバイ用としてはあきらかにオーバースペックだしムダにデカイし (笑)
あとは冒頭にも書きましたが、予定してる収納スペースに収まるかどーか
ジャンプスターターである限りは常備してないと意味ないからねぇ

説明書は意味ナシかも小さい・・・

機能紹介の前に、コイツに付属してくる説明書等々のオハナシを
まず、日本語ではナイっす (爆)
日本語以外の五ヶ国分(5冊)の説明書は入ってるんですがね (笑)
あとは効力がなさそーな保証書と、何がしの検品はしました的ハンコ捺印の三角カード
ココだけ見ると少々ガッカリですが、販売店の対応は良さそーなんで
入手した際は早々に動作チェックをした方がいーね
それはさておき
若干怪しげな英語(笑)の説明書でもある程度理解はできるし
そもそもが難しい操作を強いるモノでもナイのでどーにかなるとは思いますが
お国カンケーなく理解できるであろう、唯一イラスト表記されてるジャンプスタートの手順 (右写真)
レイアウトを優先したためでしょーか 超 小さいのだ (笑)
図案下に書かれた補足説明に至っては一文字0.5mm以下のサイズ・・・ 小さすぎるだろっ!
にも関わらず、文字としてちゃんと読めるハイクオリティな印刷っていうね
ガンバリ所を間違えてる感満点なのであります
ま 個人的にはケッコウ楽しめましたが (笑)

そんな説明書に気絶しちゃったアナタのため?
付属品の紹介も交えつつ、使い勝手を見てみましょーか

まずは2種類の 灯り モードから

ライト点灯!

本体側面にLEDライトが付いてるんですが
コイツを点灯させる手順は、まずメインスイッチを ON にして
POWERボタンを 長押し します するとピカっと光ってライトモードに入ります
ライトモードになったアトで再びPOWERボタンを一度押すとSOS点滅となり
二度押すと等間隔の点滅となりまして、三度押すと消灯してライトモードが解除されます
長押しするのは最初の一回だけで、点灯の切り替えは長押しじゃなく
少し間隔を開けたカチッカチッでOKっす
間隔を短くカチカチやりますと、後述する赤色点滅も一緒に始まるのでご注意アレ

真っ暗十分使えるね

肝心の明るさは、視野角こそ広くはナイけど手元を照らすには十分な光量
暗がりでの作業時には心強い機能っすねぇ
色温度は5000~6000kってトコかなぁ 青白過ぎずも黄白過ぎずもないゼツミョーな色合い
作業灯として使いやすい色温度だと思うな 持ちにくいケド (笑)

赤色点滅モード

お次は赤色点滅モード(勝手に命名してます)
メインスイッチを ON にしてからPOWERボタンを カチカチ と二度押しで
赤色点滅が始まります で、再びカチカチすると消灯っすね
周囲に注意を促す灯りとして十分な実用性がある光っぷりで、なかなか明るい
保安適合は不明なんで車検時の発炎筒代わりにはならないカモですが
夜間の郊外で止む終えず路上にてタイア交換・・・ なんて際
三角板・発炎筒と併用することでより安全性が確保できるのではナイかと
但し、防水性はナイのでこの機能を重視する方は他の製品を探した方がいーカモ
大雨の中にさらした場合、おそらくコイツは壊れると思うので
ジップロックなんかに入れて使うと簡易防水にはなるカモですが・・・
そんなワケで一応ケースにジップロックを忍ばせてますわ

本命のジャンプスタート機能を眺めてみましょーか

ジャンプケーブル収納にコツあり?

本丸のジャンプスタートには左写真のケーブルを使うワケですが
その前にケースへの収納に関してちょっとだけ
右写真のとーり、狭小スペースに全ての付属品を入れるため
入れ方を間違うともれなくジッパーが締まらなくなります (笑)
だもんで、自身の備忘録兼ねてキチンと収まった際の写真を貼っておこーかと

ケーブルは8AWG昇圧回路?

ハナシを戻しまして
ケーブル長は赤線で約230mm、黒が120mm(どちらもケーブル部のみ)ってトコ
あまり長くないので必然的に車バッテリー近辺で使わざる得ないんだけども
フタリ掛かりで始動させるならいーとして
ヒトリでやる場合、バッテリー近辺にスターターの座りがいい場所を見つける必要があるので
あらかじめ自車で試しておくと、いざってトキに慌てず済むかなと
ケーブルサイズは8AWGでシリコン被覆のためしなやかっす
8AWGだと大体50~60A程度までイケるから、ココを通る電気の大きさが伺えますな
プラス線には謎の小箱が付いていて(右写真)、ヒューズでも入ってるかと思いきや
何らかの基盤(昇圧回路かなぁ)ケースでしたね だもんで、開ける必要ナシっす (笑)

ガシっとしてる入るよーにしか入りません

本体との接続は左写真のとーりで、カプラ部分に凹凸があるため逆接するコトはなさそーです
使い方としてはまずケーブル単体でバッテリーにクリップを留め(一応プラスから先にね)
そのアトでスターターと接続してからスイッチオン でもってエンジン始動っていう手順
その際、一度の始動で4秒以上セルを回すんじゃねぇ!的記載アリ
また、一度で掛からなかった場合はスターターを冷やすため
30秒から1分は間を取って再度試せとのコト 相当ケーブルが熱くなるのかなぁ
いずれ実践編を書きたいトコですが
願わくば出番が来ないコトがベストではあるね (爆)

うまいコト始動できたらスターターのスイッチをOFFにし (エンジンは掛けたまま)
速やかにクリップを外しますが今度はマイナスが先っす
このアタリは充電器の扱いと同様っすね

ちゃんと作ってる

モノの質感こそ高くないケド
半田付けやケーブルのカシメ等々、価格を思うと十分に及第点はあげられる作りっす

USB給電部分

2.1A対応ケーブルは短め
ミニUSB

コイツはUSB経由による給電も可能で、接続用ケーブルも付属します
付属ケーブルは大体640mmくらいの長さで、本体との接続側は通常のUSB端子
充電したいモノとの接続側はマイクロUSB B端子になってるようですが(ミニUSBとは異なります!)
本体側が通常のUSBなんで、手持ちのケーブルを転用しちゃってもいーカモ
写真にもあるとーり、2.1A対応なんでipadユーザーには便利っす
スマホだと1Aでコト足りるし、どのみち充電制御がかかるため
2.1Aであることはさほど重要じゃないですが
ipad等では1A充電だと単純に倍の時間を要するため、無視できないポイントかなと
使い方は至ってシンプル
電源スイッチを ON にしてからUSBポートに何がしを挿せばOK

電圧別給電部分

ジョイントセット挿しこみアップ

地味に便利な機能として、ノートPC等にも給電できるケーブルと差し替え式のジョイントが付属します
ケーブルは両端とも外形5.5mm内径約2.2mmのピンジャックで、ケーブル長はジャック含めて245mm
コイツに手持ちのPCと合致するジョイントを組み合わせるコトで接続できるのだな
写真だとイマイチ分かりにくいですが、ジョイントにはアルファベット表記されていて
A~F、あとはIとKっていう計8種のナンバリングがされてます
自身のPCに適合するかが気になるトコですが、ウチの場合ですとノートPCは全てHP(ヒューレットパッカード)製
コレに適合するのはジョイント( I )っすね (左写真、左から2番目)
一応ノギス計測レベルの寸法を記載しておくと
A(外形6mm/内径4.3mm) B(6.3/2.85) C(5.5/2.55) D(5.5/2.0)
 E(5/3.15) F(4.8/≒1.4) I(7.4/5.25) K(7.9/5.5)
なにぶんフリーハンドのノギス計測なんで、参考程度ってコトでひとつ

切り替え必須

使用にあたってはもうひとつ設定がありまして
手持ちのノートPCが何ボルトの電気を必要としてるかを確認して
スターター側に反映してやるワケっす
ウチの場合だと、AC/DCアダプターの箱部分に書いてある小さい文字を見たトコロ
どーやら19.5Vっぽい
だもんで、スターター側を 19V に合わせて接続すればOKっす
切り替えは簡単で、 POWERボタン を押す度12-16-19-消灯を繰り返すので、適宜合わせます
あ 写真では12Vの位置になってますが、このインジケーター超見難い・・・

スターター自体の充電は?

充電アダプター2種ヒューズ部

スターターそのものの充電方法は2種類あって
左写真のよーに家庭用100Vから、もしくは車内シガレット部12Vから充電できます
どちらもケーブル長は大体930mmあり、使い勝手はいーかなと
但し、充電入力が 15V/1A なんで、多分充電時間はそこそこ掛かると思う
だもんで、時々は充電 ・ 放電具合を確認しつつ、必要があれば補充電した方がいーね
いざってトキにすっからかん・・・ は切な過ぎる (笑)
備忘録兼ねて、シガレット端部に入るヒューズは F3AL250V のミニ缶ヒューズっすね

以上、かなーり長くなりましたが
購入に際してお役に立てれば幸いっす マジメ部門?はコレにて終了
そろそろ第二部 不真面目部門 に入るとしますか!

毎度お馴染み 保証消滅のコーナー?

インジケーターの部品ね

上写真、インジケーターのトコに収まる透明パーツね
えぇ パカっとね (爆)

ココが原因コレでOK

どーしたってインジケーターの見難さが気に入らなく
おそらくは透明パーツに仕切りがナイため、灯り漏れが見難さの犯人だろーと
だもんで、右写真のよーに黒でシマシマ塗り分けをしてあげるとアラ不思議

ワカランワカル!

若干照度は落ちましたが、断然分かりやすくなりました! (右写真)
ま 見慣れればそのままでもどーにかなるんで、マネとかしなくていーです (笑)

ふ~ん

パカっといったついでに中ネタの作りもざーっと眺めましたが
基盤レベルの良し悪しはワカラナイものの、あからさまに雑っちい感じはなく
危なっかしい配線もナイので、目視上はOKかなぁ
奥の緑色の箱がバッテリーでして
2段重ねになっており外箱と接する面には上下共緩衝材入りっすね
猛者になると更にバッテリー解体・・・ までいくんでしょーが
そこを最終目的とはしてないので、そっとフタをしておくとします (笑)
あ 外箱はネジ留めに加えてツメ留めにもなってるんで
一筋縄ではいかないですが、いく必要もありません (爆)

あとはお色直しだな

説明・・・いりませんよね?
ステッカー一枚でずいぶん印象が変わりますなぁ ププッ

シルバーベース

テーマはズバリ オーディオ機器の背面 なんのこっちゃ

実用性もアリ

各機能を記載してるんで、意外と実用性もあるのだ

無用01無用02

無用の革貼り仕立てなども全体に施しつつの・・・

カッコイイ収まりよろしい
だから何だっつーの

あ~ 自己満足!

蛇足ながら
コイツと同形状(少なくとも見た目は)なヤツが
実は色んなメーカーから出てるよーで、そちらは大抵18000mAhの容量みたい
確かにケース内を眺めたニンゲンとしては、もうちょい大きい電池が入りそーにも思え
それはそれで魅力的なスペックなんだけども (収納ケースもちょい違う)
価格差もケッコウあってねぇ・・・ 同じ機種を検討中の方はじっくり吟味アレ!

 

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