2012 ~東北の旅 vol.1

移動22時間、仕事2時間の旅・・・

フェリー

怒涛の8月をカンペキな仕事浸けで終え
最後の懸案となっていた巨大コンター模型の本州納品・・・
先日9分割でトータル3m角のを作ります!といったオハナシを書きましたが
先方との約束として、まず9マスのうちの3マスだけ優先して収めればOKだったんだけど
そこは毎度お馴染みのヤマシギさんである(謎)
そういった謙虚なはからいをしてもらったからにはビシっと応えたいんで
頼まれもしないのに6マス収めてやる!っていう掟を自ら課し(笑)
その掟に勝手に追い詰められ(涙)
精神状態が崩壊寸前で6マス分を完成させてからの本州上陸!
カラダはヘロヘロを通り越して若干ナチュラルハイに・・・

それはさておき、自分で運転する乗り物での本州上陸は初
そのワクワクで疲れは吹っ飛び、乗船直前でパシャっと一枚が上写真
深夜0時、ヤマシギさんは船上のおじさんとなったのである
幸い船酔いには強いみたいで、波の出るプール状態だった浴室でも波を乗りこなし?
壁に激突しながらも船内を満喫 一緒に行ったボスは少し酔ってたよーですがね(笑)

本土上陸01

でもっていよいよ本土上陸!
当方車両の前にある通路が・・・

本土上陸02

グイ~ンと可動し、スロープになってからの発進!
サンダーバードみたいで超興奮しました(謎) タッタララ~♪
ちなみに単車も数台いましたね 北海道を満喫できましたかねぇ

ダイちゃん

いざ発進! と、クルマを進めると
見慣れない地名の標識や地元ローカルのホームセンターに目を奪われつつ(笑)
要所で存在をアピールする ダイちゃん が気になりました
持ってるの ウニ? ってかこのヒトは宇宙人? ってな具合
そのうちプロフィールを調べてみよ~っと

標識

更にクルマを進めると地形の起伏が大きくなってきて
道を下り始めるトコで上写真のよーな標識が繰り返され、ココロが引き締まります
こんなトコまで水が来たのか・・・
海水を浴びて立ち枯れた樹木やガレキ、一部だけが真新しい防波堤
見る景色は静かだけど、その威力の大きさをまざまざと垣間見ました

今回の仕事は
そんな経験を踏まえ、改めて街の構成を住民共々検討するっていう
いわばグラウンドデザインをスタディするためのモノなんだけど
製作した範囲をクルマで走りつつ、少しでも作った模型が役に立てばいいなぁと

模型の一部

全体をお見せできないのが残念ですが
暑さとスプレーのりのベットベトと闘いつつ仕立てたコンター模型をちょっとだけ
製作前の下準備がよかったのか? 道に迷うコトなく製作は進み(笑)
道路や区画情報を落とし込んでの完成っす
板材を重ねただけだけど 引き で見ると稜線はケッコウ出てるでしょ?

模型の一部02

今回はスチレンペーパーの2mmを積層して組上げました
プロとして請ける場合に気をつけるべきは、重ねるスチレンペーパーの向きを一定にするコト
スチレンペーパーって裏表もあればタテ目ヨコ目の方向性もあるんです
だもんで、例えばタテ目を守って積んだ一部にヨコ目が混じると
違う色?ってくらいの違和感があるのね
それゆえ、場所によっては無駄にスチレンペーパーを切り抜くコトもあるのだな
予算が限られる学生さんの課題製作みたいな場合ならともかく
使い手がそんな違和感を感じないよーに仕立てるのは模型屋の礼儀かと
おかげで我が工房には端材が山盛りなんですがね・・・

苦心の作品!

そう大きくない工房ゆえ
結局、工房内で今回仕立てた6枚を全て組み合わせるコトができませんでした(汗)
コンターを切り抜くスペースとスプレーのりを吹き付けるスペース
そしてそれを貼り付けるスペースに素材を置くスペース・・・
オマケに足元は スプレーのり のミストでべっとべと (涙)
でもって出来上がった枚数が増えるほどに保管スペースも必要になり
3m角の模型はキャパオーバーだなと・・・
そんなコトを見込んでガレージ内に8畳ほどの中2階を作成したハズなのに
次期物件の素材保管でコチラもミッチミチ・・・
先述したミストが拡散しないよう、扇風機やエアコンの使用もNGで
工房はここ数日ずーっと30度越え それでもどーにかなったのはカラダを絞ったおかげカモ
改めてカミさんには感謝 だな
そんなワケで
6マスをガッチリ組み合わせるのは現場がお初
位置関係のズレはしっかり補正したから大丈夫なハズ!(若干不安)
結果、バッチリ!
いやぁ まだ2m×3mの状態だけど、デカイ・・・

あ~ヤレヤレ と言いたいトコロだけど
残りの3マス、また納品に行かなきゃ・・・
船内就寝を含めないと0泊3日の強行軍、せめて地上で一泊したいトコロですが
多分ムリだろうなぁ・・・ (涙)

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