電球色LEDテープと戯れるの巻

トキは2016年 もう電球色LEDはすっかり市民権を得ましたなっ!

SMD3528

電球色・ウォームホワイト・ゴールド色etc・・・
呼び名は様々ですが、今やどんなタイプのLED照明(製品・パーツ問わず)にも大抵電球色があり
つい数年前までの実情を思うと (まぁまぁ少なかったっす)
個人的には願ったり叶ったりな今日この頃

上写真のLEDテープ、確か1年以上前に入手してたものの
忙しさにかまけてその存在すら忘れかけてまして・・・ (汗)
つい先日ふとしたタイミングで思い出し
ちょちょいと工作した次第

はてさてこの安物LEDテープ
お買い得だったのか単なるムダ使いだったのか (笑)
そのアタリ含め、遊んでみましょーか

NO BRAND 3528SMD LEDテープ (5メートルモノ)

安物はやはり某国製3528SMD

まずはウチに来たLEDテープのスペックなどを
定格電源はDC12Vで消費電力は電球色で24W(5メートル全て)らしいっす
一見、LEDなのに消費電力が多く感じますが
例えば純正ウィンカの電球1個が27Wって考えると
5メートル(600個)のLEDを点灯させても24Wってのはケッコウ驚き
コイツのLEDは3528SMD(Surface Mount Device)タイプっす
3528ってのは3.5mm×2.8mm角のLEDってコトでして
コイツが1メートルに120個、等間隔に配置されてるのだな
だもんで、5メートルだと600個ナリ
防水規格は一応IP65(シリコンチューブ防滴タイプ) らしいけども
端部(テープ同士の接合部含む)でどーしても基盤が露出するため
屋外使用を前提にするなら、そのアタリをコーキング等でメクラしておかないとマズイね
製造国は中国・・・ (外国製LEDアレルギー発症前のお買い物でした)

右上写真でLED3個ごとにある黒線がこーいったLEDテープの特徴
この黒い線のトコで適宜好みの長さにカットできるのだな
ウチのヤツで言うとこの黒線のスパンが約2.6cm ケッコウ細かく調整できますな

ホントに3M?モノホンとの比較

この手の安物LEDテープの謳い文句として
固定部分の両面テープは安心の3M製! ってのが多いんだけども・・・
3M両面テープのロゴって1列おきに逆さ書きになってる場合が多く(右写真参照)
コレは要審議ですな (笑)
まぁ 考えてもみると、5mものLEDテープが1000円そこそこなワケで
そこに貼られる両面テープが3Mかどーかを追求するのは酷ってモンです
ヘタすりゃ1000円じゃ3Mの両面テープ だけ しか買えなかったりするしね
3M(さんえむ)くらいのキモチで受け止めるのが最もケンコー的 (笑)
3M問題?はさておき
両面テープとして眺めますと、薄口のそこそこな粘着具合でして
塗装面(平滑面)であればまぁ問題ナイと思いますが
車内などの樹脂面(シボ的質感)などでは少し粘着力が弱いかなぁ

薄さは特筆できる点曲面への追従性も高い

LEDテープの特徴と言えばやはりその薄さと柔軟性
アニキ分にあたる5050SMD(5mm角のLED)になると
明るさと引き換えにこの特徴は少し犠牲にはなりますが
何に付け応用度の高い性格ゆえ、LED遊びにおいて恰好の素材だったりしますな

繋げてますなウラに注意!

ウチのは5メートルものと書きましたが
左写真のよーに、ある程度の長さで繋ぎ合わせたモノをシリコンコーティングして1本としてるのね
ウチのヤツで言うとこの接合部が約50cmおきにあるんで、10本繋ぎで5mってコトだね
それはまぁいーんだけど、この接合部は基盤段階で重ね合わせてからのハンダ付けゆえ
背面を見ると(右写真)その重なりが多少なりとも露出するゆえ
前記した防水的観点では要注意なトコになるのだな
ちなみにウチのヤツはこの重なり部分でもれなく右写真のよーに
両面テープが クチャ っとなってましたわ (笑)

あと、コレは業務上の経験談になるんだけども
この接合部ってのが地味にクセモノでして・・・ 外観上はキッチリ見えるのにも関わらず
時々接点不良を起こすケースがありましたねぇ
しかもそれは通電後しばらくしてって場合が圧倒的に多いから始末が悪い・・・
通電中の熱による変形からなのか、イマイチ原因を特定できないんだけども
ココで接点が切れちゃうと、その先に電気が流れなくなり不点灯になるゆえ
場所だけはすぐさま特定できます (笑)

まぁ 全ての接点が必ずしもそーなるワケじゃないので
もし使用中に部分的な不点灯が発生したトキの心得的エピソードってコトでひとつ

それはさておき5メートルものLEDテープ・・・
どーしよーかしら?

そーだっ! フットランプを作ろう!

自家製フットランプ

このひらめき?により思い出したLEDテープの存在 (笑)
電源をキーイルミ(鍵穴を丸く光らせるトコね)からとすれば、その配線は単純
一応消費電力なんかも計算しつつ(24W÷600=0.04W(個))
LED一個につき0.04Wだからぁ 6個で0.24Wでぇ それを2箇所だからぁ
トータル0.48W・・・ 分岐しても大丈夫じゃね?
加えてキーイルミの電球もLED化してあるから、元の消費電力と大差ナイかなと

元の電球を・・・分解!

一瞬脱線しますが
某みんカラで一度記載したキーイルミ照明のLED化バナシをちょっとだけ
キーイルミの光源は左写真のよーなカプラ一体式のムギ球テイストな電球でして
カプラ側面のツメをあおりつつ引っ張りますと、右写真のよーに中ネタとご対面
ムギ球は端子にハンダ付けされてるので・・・

作り変え青!

半田ごてを使いつつムギ球を撤去し、新たにLEDを固定したらカプラに戻して完成!
このトキはどーやら抵抗&青白LEDで作ってたよーですが
後にCRD&電球色LEDで作り直しましたとさ (笑)
で、右写真に写ってる2本の配線から分岐しちゃいましょってコト
単純なハナシ、ココから分岐するコトで残照機能もそのまま反映されると踏みつつ
LEDテープの細切れ作業開始!

カット位置接点の確保が目的

長さ調整だけが目的なら黒線上でカットすべきなんだけど
今回はカット後に配線を追加する必要があるため
接点ポイントを確保すべく、右写真のよーな具合にカットしておきました

シリコン部の撤去除去完了!

で、基盤部分を露出させるため上写真のよーにシリコン部分を削ぎ落します
初めはこのチカラ加減が少し難しいカモ シリコン部はカッター刃に対して抵抗が強いため
ムリやり切りこむとあっけなく基盤ごと切れちゃいます (笑)
とはいえ何度か失敗すればコツは掴めるレベルなんで、ケガだけは注意しつつ練習あるのみ!
銅色部分にシリコンが残っていると永遠にハンダが乗らないので
カッターの手応えが カリカリ するまで根気よくいきましょう

ハンダ準備イマイチきれいじゃない

はんだ付けの匠ならワケないミッションですが
LEDテープ・配線のどちらもクニャっとしたワークゆえ、クリップスタンドがあるとかなり便利っす
ま それでもはんだ付けはイマイチへたっぴなんですが・・・ (恥)
配線が済んだらココで一発テスト点灯しておきましょーかね

一回目2回目

無事点灯が確認できたら、はんだ部分を養生すべく収縮チューブでメクラね
今回はスミチューブCの8mmがジャストっぽいな
かねてから愛用してる スミチューブC 比較的低温から収縮が始まるのと
収縮後の薄さ・軟性が保たれてるトコがお気に入りの理由っす 入手しやすいしね
今回はコイツを2段階で重ねるのがコダワリと言えばコダワリな部分
まずは左写真のよーにシリコン部分には重ねない状態で短いヤツにて収縮させ
その後で右写真のよーにシリコン部ごと覆う感じで重ねるのだな
実際のモノを触ると分かりますが、この接点部分ってまぁまぁヘナヘナになるため
多少なりとも強度を確保しましょうってのが目的

DREMEL VERSAFLAME Model 2200ひとまず完成

加熱に際してはモーターツールにて紹介してる コイツ がとにかく便利 (左写真)
火炎の出ない熱源ゆえ、至近距離からの加熱ができるので作業性が高いのだな
そんなこんなでささやかなコダワリを内包しつつ、一応の完成

本物の3M十分じゃね?

あ 背面の両面テープは収縮チューブの厚み分を逃がすため
1mm厚の両面テープを貼り増ししてますね 無論、本物の3Mで (笑)
フットランプとしてはLED3個くらいがホントは 純正 っぽいんだけども
5メートルもあるんだからせめて6個くらい(それでも5センチ・・・)使いたいなと (笑)
で、結果が冒頭の車内写真
靴が汚いと若干恥ずかしい明るさとなってます (爆)
機能的には狙いどーりに残照機能が反映されるため、ドアを閉めた数秒後にフワっと消灯
それを待たずにエンジンを始動させるとすぐさま消灯ってな感じで
キーイルミと同じ動作となってますな ヤリィ

かなり余ってる件・・・

それはさておき・・・
試作分を足しても20cmは使ってないLEDテープ 激しく余ってます (笑)
だもんで

ん?

ん?

作りすぎ

作りすぎじゃ~い!!!
こう書きたいがためだけに作ったフシもありますが・・・
全て上記したコダワリ仕様?となってます (笑)
配線が生えていれば引き取り手もいるかなと
新車購入で浮かれ気分の義弟と
興味ツンツンなkawausoさんには強制的に押しつけましょーかね (爆)

まだ余ってる

こんなに作ったのにまだ2m近く余ってるし・・・(苦笑)

つまるトコロ
フットランプだけを作りたいなら
黙ってカット済みLEDテープ(配線付き)を買えってハナシ だな

番外編 細線のギボシ化ってどーしてます?


今回繋いだ電線は0.3sqのダブル線を15cmほどって感じ
あまり太いとはんだ付けが難儀になるのと
はんだ付けしたとしてもココにかかる負担が大きくなりすぎる気がしたんで
柔軟性がLEDテープと馴染み良い0.3sqとしました
ただ、細線となると今度はその先で接続するのに細線用のカプラ等々が必要になったり
接続を細線に合わせると取り回す親線までもが細線となるため
ウチではよく細線にフツーのギボシを使うんだけども、ギボシに対して線径が細すぎるんで
ちょっとした手間でそこを解消してる次第
おそらく既出のアイデアだとは思いますが、ご覧になってる方が初心者の体でご紹介

1cmくらいをカット更に5mm

まずは コチラ で紹介してるワイアストリッパにて1cmほど被覆を剥きまして (左写真)
更に5mmほど被覆をくわえて剥きますが(右写真)、このトキ剥いた被覆部分は配線から外さないでおきます

こんな感じクイっといきまして

で、出来たのが左写真の状態で、コイツを右写真のよーにクイっといきますと
ギボシを受け入れる準備OKってなコトっす

こんな感じカバー

あとは通常通りにカシメれば、中心軸こそズレますがまぁまぁ強度はあるかなと
また、細線にギボシのカバーを付けると配線の出口がスッカスカになりますが (右写真右側)
なるたけピッタリ行きたい場合?は、防滴タイプのカバーを使うといーカモ (右写真左側)
防滴性能には期待できないけど、抜き差しに際して安心感が格段に向上します
0.3sqくらいだと、調子のいいトキなら ブチ っと引きちぎれるからね (笑)

番外編その2 せっかくイロイロ作ったんだから貼ってみよう!

う~ん・・・

基本的にこーいった趣味はないんで
貼り付けセンスは微塵もナイですが (笑)、ひとまずお約束なリアフェンダー内にでも
う~ん、ビミョ~

ココもお約束?

このアタリもお約束?な位置でしょーか・・・
車体下に転がったネジ探しなんかでは役立ちそーですがね (笑)

何がなにやら飽きてきた

興味が沸かないとアイデアもすぐさま枯渇し・・・
上写真あたりを撮ってるコロにはもう飽き始めてます (爆)
ダミーダクトの外周をボヤっと照らして浮き上がらせたりすればあるいは・・・
イヤ、ヤマシギ号には不要だな
最高速が伸びるなら取り入れますが(笑)

コレは使えるカモLED配置

唯一、おっコレはまぁ使えるカモ!って感じたのが給油口のトコね
LED3個(2.6cm)程度でも十分過ぎる程明るく、日中でも暗くなりがちなトコだけに
GSスタンドのお兄さんに対してもやさしい灯りカモ
LEDの位置的には可動部へ貼るカタチになるため、配線の取り回しが腕の見せ所でしょーか

コッチの方が現実的か

となると工具袋を入れる側にLEDを配置した方が配線はシンプルそうだね
もしやるなら出っ張りが皆無になるよう埋め込みます 絶対に (笑)
とりあえず2016年春の現在は
ココに収まるガソリンタンクのコトでアタマがいっぱいのヤマシギさんである (謎)
オートバイへの装飾的照明遊びはそろそろお開きとしまして
クルマへの実用照明としてスタディしてみましょーか

3個仕様差があるか?

フットランプは、実装してみると確かに迎え入れられる感?が高まり
車内への足の運びに弾みが付く感覚すらあって大変気に入ってるんだけども
もーひとつ、ドア下部に付く ウェルカムランプ? ってのも
暗がりで乗り降りする際に実用性が高いイメージがあったんで
上写真のよーにスタディしたトコロ、コリャ確かに使える!
ちなみに上のパターンはLED3個のパターン(最小構成) 十分明るいぞ

6個仕様そんなに変わらない

となると6個仕様なら単純に倍の効果があるのかと思いきや
写真ではイマイチ伝わらないケド
照射範囲こそ広くなるものの、視覚的に感じる明るさに大差はないんだよね
このアタリはLEDの性格によって様々だと思いますが
純正感重視なら3個仕様がさりげなくて好みだわ そのうち作ろうっと

やりすぎはダサい

ってな感じで
長々書いたワリに実践投入してるのは フットランプだけ っていうね・・・
純正感ありきで考え出すと、そのさじ加減が難しくも楽しいトコロかなぁとも
LEDテープ・・・ すごい時代になりましたねぇ

番外編その3 ワタクシ的備忘録

やはりテストはいるな

一応オハナシは締めたんだけども・・・
実際のアンペアってどーなのさ?ってのが気になり
ウチのフットランプ周りを検証してみることに
だもんで、私的な備忘録になりますが数値的には多少の参考にはなるかなと

まずは元の電球CRD仕様LED

何はなくとも元のムギ球を調べないと基準が定まらないので計測してみると (左写真)
きっかり100mA(0.1A) 一応数分テストしましたが、数値変動はほぼ無くやはり電球だなと
あ 全て電圧は13.8Vにてテストしてます
で、作り変えたLED仕様を測定すると(右写真)、14.2~14.8mAってトコ
仕込んだ抵抗がCRD(定電流ダイオード)のためか、数値変動は小さいっすね
つまりフットランプを付けてなければ約1/6に節電できてるってコトでしょーか

3個仕様6個仕様

でもって本命のLEDテープ細切れモデル?
まずは最小構成のLED3個パターン(左写真)、おおよそ25mAってトコ
でもって当方がクルマに仕込んでるLED6個パターン(右写真)、大体51mAかなぁ
コイツ達は一般的な抵抗を介した場合と同じ推移を示しまして
通電時間に比例して数値が高くなってくるのよね 3個パターンを例にすると
点き始めは22mAくらいなんだけども、その後ジリジリと数値が上がってきて
上写真の値くらいでほぼ上がり止まりってな感じ
結果としてウチのフットランプ周りでは
トータル115~120mA(LEDキーイルミ灯+フットランプ2箇所)ってコトになり
元のキーイルミ電球(100mA)に対して
若干足が出た数値にはなりましたが、まぁ 許容範囲内かなと
だもんで、キーイルミのLED化+LEDテープを3個パターンにすれば
フットランプ付きなのにトータルの電流は純正よかセーブできますなっ

最大パターン

一応今回作った中で最も長い20cmのヤツ(LED24個)も計測してみると
170mAくらいからグイグイ数値が動き出し
5分後には上写真の数値を超え、193mAくらいで上がり止まった感じ
もっと長時間点灯し続ければまた数値は変わるだろーなぁ

この数値変動が地味~なワナ
例えば安価なLED電球(T10とかのヤツ)ってもう星の数ほど普及してると思うけど
アレって大抵一般的な抵抗を介してLEDを発光させてるから
その抵抗値に余裕を持たせた作りでないと、本来切れにくいハズのLEDが
あっけなく切れちゃうんだよね・・・
まぁ そもそもの作りがガサくて飛ぶパターンもありますが (爆)
特にナンバー灯やポジション灯など夜間走行時は点きっ放しなんで、ご注意アレ
安物買いの銭失いになりませんよう・・・
あ オレのコトか? (汗)

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