道具が無ければただのおじさん

断熱材をただひたすらに・・・


道具が無ければただのおじさん

PBC大将がとあるエピソードの中で語っていた何気ないヒトコト
まぁ あのヒトならたとえ 素手 でも何かしらのアイデアを駆使しつつ
現状打破を目指して知恵を絞るんだとは思いますが(笑)
確かにワタクシも道具が無ければただのおじさん・・・
自身の 引き出し をもっと充実したモノにしないとなぁ

ってなコトを思いながらのココ一ヶ月でしたが
基本ヒトリでコトを進めるにあたり、頼りになるのはやはりしかるべき道具達
だもんで
道具さえあれば 場合によって最強のおじさん を目指すべく(?)
本日はやたらと道具が登場しがちな内容っす



削ったった

時々自分は何屋さんなんだろ? って思うほどに
全身削りカスまみれの日々が続きまして
どーにかこーにか 山っぽい 感じが出てきましたよ

FRP貼り込み

そこに上から薄口ガラスマットを敷きまして
スチロール系を侵さないFRP樹脂にてモロモロを一体化

FRPの研ぎ

いい感じで硬化したトコロで
指触りがある程度滑らかになるまでひたすら表面を研ぎ出し・・・

仕上がり

そこから行程を5つほどすっ飛ばしまして(笑)
こんな塩梅にしつつの完成~
全体でお見せできないのがタイヘンもどかしいのですが・・・
さながら立体地図的な仕上がりですかねぇ 畳一枚分の(爆)
あ 端部で稜線に倣って貼り付いてる黒板
コレのカットで先日書いたミニジグソーが大活躍だったワケです
いやぁ 思ってた以上にクネクネいけましたっ
手作業でやれないコトはないんだけども・・・
なんせ長尺なのと、後の行程へスタミナを温存するため
ためらうコトなく工具投入した次第
ウチでの用途的には大ハマリのジグソー スタメン入り確定っす

あ スタメン入りって言えば・・・

HP-150

山肌の切削にあたって
使用した武器はいわゆるハンドルーター(ペンルーターかな?)
建築模型屋的には使用頻度の高いツールじゃないんだけども
今年はコイツの出番がミョーに多い・・・
上写真のやーつ(Mr.Meister HP-150)は既に廃盤なんで
コイツの詳細は控えますが
この手のホビーツールはプロクソンもの含め
連続して長時間使い続けられないんだよね(プロクソンだと定格15分とかね)
コイツもメーカーの謳いでは無負荷なら連続180分!なんですが
有負荷だと断熱材相手でも30~40分で動かなくなります
ただ、エライのは保護回路があるのか
モーターとトランスが高温になってくるとウンともスンとも言わなくなり
小一時間ほど放置すれば復帰する点
経験値で言いますと、プロクソンのモーターツールは
モーターが焼けるまで動き続けます・・・ オトコ気は感じますが(笑)
定格は守りましょーね

それはさておき・・・
冒頭にも書きましたが畳一枚相手の切削作業
トーゼンこのルーターではスタミナ不足で
30分ごとに一時間待つってワケにもいかず、どーしたものかと
新たな武器投入を検討するも、じっくり品定めする時間も無い状況
で、不意に思い出したっ!

15年は寝かせた

コレ・・・ カミさんと一緒になる前からウチにあったヤツ
かつてミョーに安価な工具屋さんが世の中を席巻してた時期があり
木箱入りのコチラ、当時多分3980円とかだったと思う・・・

お目当てはコッチ

実のトコロ
ワタクシのお目当てはルーター本体じゃなくコッチでして
だいぶ使い倒して本数は減ってますが
ココにみっちりと先端ネタが入っており、お試し的にもお値打ちだなと
ルーター本体はさして持ちやすい形状じゃないしシンプルに重い・・・
通電確認くらいはしたと思うけど、じっくり使った記憶ナシ
ほぼほぼ新品と言って差し支えない状態っす

こんな使い方

ってなコトを思いつつ改めて中身を確認しますと・・・
コイツを吊り下げる棒から机に固定するマウント
フレキシブルシャフトまで入ってるっ(写真のは新規購入したヤツっす)
作りはさして上質ではないけども・・・
コレ、果たして3980円で儲けあったのかしら?・・・

ひとまずセットアップしつつ具合を見ますと
おーっ コレなら重さはカンケーなくなるし
ハンドリングも断然いーぞ
気になるのはスタミナですが、コレばっかりは使い続けないとワカランな
もし壊れたら次の手を考えましょ・・・(この時点でそんなに期待はしてない)

結論から言いますと
結局最初っから最後までコイツでいけましたわ・・・ マジか
しかも連続3~4時間なんてのはアタリマエで、それを数日っす
時々は本体に触れて熱の具合を確認もしたけど
まったく熱くなるコトなく、モーター音もずーっと一定・・・
正逆スイッチこそ無いけど、フレキシャフト経由でも十分トルキーで
グイグイ削れてくれます
最後の最後に付属のフレキシャフトが内部破損しちゃったんで
そこだけ新たに用意した次第

こんな逸材を15年以上寝かせてたとは・・・ いやはや反省
ま 次回壊れない保証はナイんですが(笑)、今回はホント助かったぁ

急遽魂入れ

そんなワケで
キミにはワタクシ的 レーシング の称号を与えよーと思う(謎)
安価で無名なアイテムでも時々このパターンがあるから
つい 冒険 したくなっちゃうのかもなぁ・・・
キミも スタメン入り 確定!

あ 冒険 って言えば・・・

ミニボール盤

コレまた今案件の最中
0.5mmの穴を垂直に100回くらい空ける作業アリ・・・
メインのボール盤はチャックを16mm軸対応のに変えちゃったため
トレードオフで0.5mmが使えなくなった件 む~ん
数回の穴あけならフリーハンドで勝負しますが
100回となると・・・ 手間はいーんだけども
0.5mmのキリをポキポキ折りそーなのがコワい 細いけど何気に高価だしね
そんなコトを思いつつ
超ちっちゃいボール盤とか無いのかしら?
っていう、半分おふざけ気分を交えつつ探してますと
ホントに 超ちっちゃいヤツ 発見!
さして上質な感じはしないし、レビューも良否様々・・・ でも・・・気にはなる
迷いつつも己の勘?に賭け、一か八かでエイヤっと我が家へ
さてさて、どーかしら?

むき出しのベルトや(笑)
手触りの悪いアーム・・・ さながら製作途中のよーな仕立てですな

切りっぱなしケガしそう

特にアルミ部品は切れ味の落ちた刃物、あるいは
そもそも切れない刃物で切りっぱなしのよーな仕立てで、不用意に触るとケガしそうです

アタリ外れが多いらしい

コイツは、通常のボール盤的ギア比の変更で回転数を変えるのではなく
電源アダプターの電圧を変えて(12V~24V間で7段階)回転数を調整します
ウチのは問題なく動いてるんですが
モノによってはコイツから煙が出たり軽めに爆発(汗)したりで
どーやらコイツのアタリハズレで評価も様々みたいだなぁ
評価にカンケーなく
ダサめに POWER とか書かれちゃうと
とりあえずコンセントに挿しっぱなし・・・ はしたくないかな(笑)
ま 直流ならウチには 安定化電源 があるから
そっちから供給するのがケンコー的なのカモ

原石の原石

とまぁ ファーストコンタクトは
コリャやっちまったかな?感に包まれていたんですが(笑)
いざテストをしてみますと、中々キレーに回るぞ・・・ ほぉ
見た目と触れ心地さえ辛抱すれば(爆) とりあえず 使えるっ!

ってな感じで
開封30分後には即実践投入・・・ 無事ミッションクリアとなりましてん
厳密に詰めると微調整がイロイロ必要ですが
コレはやりよーによって スタメン入り できそーな予感・・・
業務が無事完了したらワタクシ好みにしてみる価値アリ! カモ
その模様は
タバコにまつわる愚痴(笑)の後で



嫌煙者の方は読み飛ばしてね

気付けば高級たばこ

完全にノーマークだった件・・・

全国的にタバコが値上がりするのはトーゼン知ってたんですが
その対象になる銘柄リストをじっくり見たトコロ
そこに ゴールデンバット の記載ナシ・・・ 今回は免れたのかぁ ヨカッタ
まぁ ちょっと前に90円も値上がりしたばかりだしな

ってなコトを思いつつ
10月に入り、在庫を切らしたタバコを買いに行きますと・・・ へ?
久々に 2度見 しましたが(笑)、500円!?
9月までは370円だったんで、その値上げ額はまさかの130円だぞ・・・
でぇ~っ ニュースとかでは最大値上げ幅110円とか言ってなかったっけ?
何か見落としてたのかなぁ・・・
あ もしかしたらコイツ、北海度限定だから情報ソースに載らなかったとか?
動揺したおじさんはしばらく店内をフラフラしつつも
衝撃が大きすぎて一旦手ぶらで帰宅しましたわ(笑)
マジかよぉ・・・

オリジナルのゴールデンバットをご存じの方であれば
緑 ではないイマのバットは 名貸し と言い切れるくらいの別物
見た目もさることながら味もしかり
大体がタバコじゃなくてシガー扱いだしね
それでも長いコト付き合ってきた銘柄なんでお供してきたんですが・・・
安いタバコ代表格だったハズのコイツ
気付けばキャメルやラッキーストライクやラーク等々
いくつかの洋モクを抜き去るお値段となり
いよいよコイツとの付き合い方がワカラナクなってきた

この件、バット友の会?のトコロさんと語りたい・・・
ま 語り合った後
深~いため息を互いにつくんだろーとは思いますが(涙)うぅ

とりあえず 高嶺の花 になった500円バットはまだ買ってないんだけど
こーいう流れになると
ゴールデンバット の名称がいずれ消えちゃうよーな気もしたりして
それはそれで寂しいよーな・・・
せめて緑バットが復活するっていうんならなぁ・・・ とか思いつつも

パチモンですがね

しばし悩んでみますが
ワタクシにもついに タバコ戦線からの離脱 を迫られる流れが来たのかしら?
と、Dr.VAPE(のパチモン)で水蒸気を燻らせながら思い馳せる秋・・・
イヤ、コチラ北海道は既に秋が終わっちゃったじゃんかっ!



気を取り直しまして・・・

メインのボール盤

さ キモチを切り替えていきましょーか(笑)
上写真は コチラ で取り上げているボール盤の最近なんですが
16mm対応チャックへの換装(元は13mm)と、プロクソンのクロステーブルを設置してます
クロステーブルの設置理由は
とある加工のため なんちゃってフライス化 ができないものかと
がっ その目的は達成できなかったなぁ・・・
ワークが硬すぎたせいか、振れがひどかったのね

リップフェンス

それでもクロステーブルを外してないのは
このリップフェンスが思いの外大活躍してるからなんだよね
基本、チャチャっと使うパターンが多いんですが
例えば横方向に一定のピッチで穴を開けたいなんて場合
フェンスにワークを押し当てて位置調整が決まれば
左右調整は都度必要だけども、前後は不要になるワケ
本来であれば
テーブルにワークをしっかり固定しつつ
テーブル側を動かすのが正しいんだけども、チャチャっと感が弱いし(?)
通常のワークはそこまで硬くないので、固定治具でつぶれちゃうんだよね

願わくば
新参者の超ちっちゃいボール盤にもこのテーブルがあればなぁと

怪しいクロステーブル

業務&納品完了後
過労のためか数日寝込みましたが(汗)
無事復活した日に到着したコチラ スーパー怪しいクロステーブル です(笑)
3000円そこそこのモノに文句は言えませんがね
テーブルは横幅で300mmくらいかな ワタクシ的にはちょい長いな
それでは例のセリフでスタートします

ねぇねぇヤマシギさん コレは がっしゃん じゃない?
うん がっしゃん だね

分解中

う~~~

途方に暮れ中

う~~~

あと一息

う~~~(笑)

がっしゃ~ん

がっしゃ~ん

ココが肝ね

ニコイチ化の肝はココ
クロステーブルの一部が挿しこめるよーに彫られてる無垢の何がし

タモの集成材

ココ、木目調のステッカーを貼ったのではなく ホントの木(笑)
タモの集成材なんですが、硬さと加工性を活かすべく採用
基準面は執拗にカンナで追い込んだので(笑)、矩はキレーに出てます
道具の静粛性にも一役買いそーです

6本脚

底板の黒い方が元々のボール盤側で
クロステーブルの一部がハミ出てるのが分るかと
で、不安定にならないよう、手前にゴム脚を2つ追加してます

テーブルカット

テーブルは100mmほど切り落として200mm幅に変更
デスクトップツールとしては十分なワークスペースかなぁと
元々のボール盤よか大きく重くはなりましたが
それでも片手で十分に持てるし、機動力は大きく損なってないと思う
あ テーブルには欲しかったリップフェンスも追加済みっす

ココは切るべき

個人的な印象ですが、ココのノブは絶対カットした方が使い易いっす
ってか元々が長すぎてガタも多く、結果的に回し難くくなってるよーに思う
ウチのは25mmになるよう切りましたが、もっと短くてもヨカッタかも
で、可能な限りガタを抑えて ヌルヌル 回るトコまで追い込んでます
あ ダイヤルの目盛りは老眼仕様に変更済みです(涙)

イマイチ伝わらない・・・

ケガしそーだったアルミ部品は
一旦バラバラにしてから各所面を取りまして、サラっとした触れ心地としました
ま 黒く塗っちゃうとイマイチ伝わらないんですがね(笑)
アーム部分には調子こいて穴開けなんぞを施しましたが
こーいう作業のトキにリップフェンスが役立つワケです ハイ

規格番号

タイミングベルトに詳しくはないんですが
一応業務用の道具としてるんで、保守性も考え調べてみますと
70XLってのがどーやら規格らしく、35歯数で幅が10mmだったかな
こだわるなら、三ツ星ベルトにもこの規格はあるので換装もアリかと

保守部品

で、まさかに備えて消耗品をひと揃えキープね
オリジナルは795モーターっぽいんですが、ストックしてるのは775モーターっす
出力はちょい劣りますが軸径は同じなんで、まぁ 使えるかなと
ベルトも一応ね・・・ コレが切れるほど負荷をかけるかなぁ・・・
電源は前記したとーりどーにでもなるから、問題ないっすね

レーシングの称号

そんなこんなでコイツにも レーシング の称号を与えつつ(笑)
どーにか いい仕事 しそーな雰囲気は出てきましたよ
キミもスタメン入り、確定!

ってか
ココ最近の業務・・・ 模型屋のスキルだけじゃ追いつかなくなってる件
イマのトコロどーにか食らいついてますが
いつまで要望に応え続けられるかなぁ・・・
また 道具 が増えそーな予感(爆)
さてさて、お次の仕事は?



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