三脚 SLIK PRO-MINI Ⅲ
作業場が定位置の卓上三脚です!
デジタル一眼導入目的のひとつに、自分で作成した模型撮影ってのがありました
もうかれこれ建築模型を20年余り作ってきたけど、全てお客さんのトコに行ってしまうんで
手元には何も残らず、場合によっては作った記憶すら飛んでしまうコトもしばしば
だもんで、作成中・完成後含めて記録を残していこうかなぁと
そのため数年前に手にしたコイツ チビだけどガッシリしていていいっす!
SLIK PRO-MINI Ⅲ
テーブル上で使うことを前提に作られたコンパクトな三脚です
コンパクトってだけなら安価なモノはイロイロあるんだけど、コイツはゴツめのカメラでもへこたれない仕様(最大積載1kg以内)
標準レンズにデジタルキングワイコンっていう構成(なかなかのフロントヘビー)でもへっちゃらなのだ
但し卓上ゆえに昇降のレンジは狭いから(シューまでの高さ162mm~219mm)
コイツで何でもかんでもってワケにはいかないかなぁ でも場所をとらないってのは特に屋内では自由度があり
足りない高さをテーブルや椅子で補ってやれば、応用はしやすいね ちなみに縮長は205mm
ポール昇降の固定は雲台下のノブで(左上写真)行います 中心の骨格は樹脂パーツだけど十分に堅牢(中央上写真)
脚を短く使った際、バランスをフォローするため、センターポール下部には吸盤が付いてます(右上写真)
脚を押さえながら吸盤を利かせるのが使い方のコツ かなぁ
脚の固定はネジ式(2段) ココも樹脂製だね 脚自体はアルミ(20mm)長さを考えれば十分な太さかな
手持ち撮影時に手ブレを抑える チェストポッド もやりやすいっす(右上写真)
脚を胸やお腹に当ててシャッターを切るコトを言うらしいんだけど
実践こそしてたけど名前があるのは最近知ったぞ・・・
雲台は単品でも入手可な自由雲台(SBH-100BK)が付属
ボールタイプの一般的なサイズかな シューが丸くてコンパクトなのはG2ユーザーに便利
というのもG1ではSDカードが横挿しだったのに対してG2はバッテリー蓋内になってしまったため
雲台のサイズによってはいちいちカメラを取り外す必要があるのだ
コイツは問題なくバッテリー蓋を開閉できますよ
脚と雲台を分離するのも可能 気に入った雲台に交換もできるね
ココを利用した拡張機能として、下記するポールの追加ってのがあります コレね かなり便利っす!
SLIK S-POLE Ⅱ
いわゆる一脚っていうヤツなんだけど、コイツは一脚だけじゃなくて上記したPRO-MINI Ⅲと連結することも可能!
ってことは雲台が分離する他の三脚と連結も可能ってことだね
三脚としては若干安定感に欠けるんだけど、足元のスペースが少なくて済むのはかなり便利
不安定さは使い手次第である程度フォローできるから
限られたスペースでイロイロやりたい方にはオススメかも!
まずは一脚としての基本をちょっとだけ 縮長は550mmで、めいいっぱい伸ばした長さは1610mmと十分な長さ
素材はアルミで4段伸縮 イチバン太い部分で32mm径のパイプ ミゾがあることでくるくる回らず(右上写真)
伸縮・固定がやりやすいっすね 表面処理はアルマイトかな パイプはヘアライン上にアルマイトって感じ
そのせいか、手の汚れなんかがヘアラインに残っちゃう場合あり カッコはいいけど好みが分かれるトコロかもね
見ての通り、脚の短いマイクスタンドって感じっすかね 安定感としては心もとないし
実際カメラを装着すればグラングランするから、一脚使いのフォロー程度の雰囲気なんだけど
ウチではテーブルの端部に添わせて(右上写真)使うことでグラつきはだいぶ解消できてます
何よりも特筆すべきは、足元スペースが小さく済むコトでしょう
屋外のヒトが多いトコロで三脚を開くとケッコウメーワクだし足を引っ掛けられかねませんし
屋内に使用を限定すれば、場所を取らないってのはかなりアリガタイのではないかと
昇降が脚一本でできるってのも個人的には魅力かなぁ
でもこの使い方を前提にするなら、三脚はPRO-MINI Ⅲじゃなくて
最近登場した MINI-PRO 7 の方がオススメ 若干値が張りますが、首周りの強度が桁違いだから
泣き所のグラつきもかなり解消されるハズです 自分も買い替えを考えてますね
で、余ったPRO-MINI Ⅲはカメラにドハマリしてるカミさんにプレゼントだな(笑)