三脚 King TORUNE EV

使わないトキはなるべく小さく、使うトキはなるべく大きく!をなんとか実現した三脚です

TORUNE EV

三脚としてはお世辞にも優れたヤツ!とは言えないんだけど
とにもかくにもコンパクトになるコトが最大の自慢 というのがコイツ
写真撮影が主目的じゃないディツーリングなんかでは、持って行く気になるサイズってのがケッコウ重要で
タンクバッグや大きめのウエストバッグに放り込めて、使うトキはなるべく背が高くなるヤツ!
っていう条件を満たしてる上にリーズナブルってのも見逃せません
残念ながら生産終了のためか、ぼちぼち入手することが難しくなってきてるよーですが
下記する使い勝手で十分っていう方には、検討する価値のある三脚だと思います

King TORUNE EV

全体縮長比較
ウチのはTORUNE(トルネ)の8段ってヤツなんだけど、縮長・伸長が短くなる10段ってのもアリ
縮長を優先するなら10段モノも捨てがたい(縮長230mm!)んだけど
探してたコロは高さが欲しかったため、めいいっぱい伸ばした高さを優先してコイツ(縮長270mm)にしました 
とはいえ270mmでも十分にコンパクトで、イマ使ってるタンクバッグ等にスッポリ収まるサイズ
先日プレゼントしてもらったFOTOPROと比較すると(右上写真)その差は歴然

脚ロック回転
こんなにチビなのにも関わらず、脚を伸ばすとご覧のとーり FOTOPROと同等なのだ!(左上写真)
ま 脚の開き具合が違うから同じ高さとは言えないんだけど、小ささを思えば立派だね
ちなみにセンターポールを利用しない場合の高さは1065mm
でもこの脚がコイツの泣き所であることも事実 アンテナのよーに引き出してボールでロックする仕様なんだけど(中央上写真)
薄い鉄製のパイプはとにかく華奢 過去に似たよーな三脚を使っていて、何かの拍子に曲げちゃったくらい
パイプ径はイチバン太い部分(ガンメタ色部)で18mm 最も細くなるトコで10mm まぁ若干太いアンテナだね・・・
パイプにはくぼみがあってクルクル回らないよーになってるんだけど、右上写真はイチバン太いパイプのロック部分
他のトコと違いココだけは引き出したあとで、パイプを回転させるコトでロックとなります
で、引き出すトキはスルスルっと引っぱればいいんだけど
しまうトキは押すチカラを真っ直ぐかける必要があり、以外と手間かなぁ
伸縮の手間もさることながら、三脚としてこの脚を評価すると 弱い としか言いようがないね
かといって使えないかと言われれば、載せるカメラが小さければ(コンデジなど)十分に機能は果たすとも言えるから
気軽に持ち出せるっていうメリットを生かすシーンは多分にあるのではないかと

雲台タテ位置ロック部分
雲台は骨格がアルミでケッコウ丈夫 でもシューのサイズ的に大きいカメラを載せるコトは想定してないね
荷重の設定は特に明記されてないけど、ミラーレス一眼の標準レンズ仕様くらいなら特に問題はないかと
コンパクトながらもカメラをタテイチ(中央上写真)にすることも可能 LUMIX G1でタテイチにしてもヘッチャラでした
上下左右の位置固定はハンドル(右上写真)を回して行います 

ハンドル伸長バランス悪! 
センターポール(エレベータ)はいっちょ前にハンドル昇降です(左上写真) 反対側にロックノブがあります
めいいっぱい伸ばすと華奢さがさらに強調される見映えになります・・・ (中央上写真)
そしてカメラを載せるコトでイジメにも思えるよーなアンバランスさが・・・ このカメラにこのポールは 細いね(笑)
風の強い屋外での使用には抵抗があるけど、数年外で使ってみて倒れるよーな事態には至ってませんね
ココをめいいっぱい引き出したトキのシュー高さが1240mm! 縮長を思えば立派な値っす
ポール下端には雲台と同ピッチのネジ穴とネジがあります ココにフックなどを増設してウエイトを仕込むってのもアリかも

雲台取り外し付け根の強度石突
雲台は取り外し可(左上写真) 自由雲台に変更ってのも悪くないけど
脚の強度を思うと元々付いてる雲台の方が使いやすい気がします
全体的に華奢だけど、付け根部分(中央上写真)はアルミダイキャストでナカナカ堅牢
脚の端部(石突)は外周が樹脂で中央部のみがゴムっていう仕様(右上写真) 
平滑な地面での不自由は感じないけど、ゴム部分が接触しきれない地面では脚が定まらない傾向アリ
コレもまた脚が強くないからこそ起きるコトだろうね

まとめ

ホンキの写真撮影って観点でコイツを見れば、脚のおぼつかなさ等から感じるイライラは避けられないけど
三脚の使用頻度がそれなりで、カメラがコンパクトで荷物も小さくしたいなんて場合
気軽に持ち出せるサイズと、それなりの高さ確保可ってのは捨て難いモノがあります
自分としてはロングツーリングではFOTOPROを、ディツーリングならコイツってトコに落ち着きそーですね
脚の弱さは使い手の知恵次第でどーにかなるから、そこを楽しみと捉えるのも オツ なのではないかと

サービスデータ

King TORUNE EV (トルネEV8段) 小型三脚
伸長:1240mm 縮長270mm 重量700g

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