ステンレス 直尺
右手にカッターを、左手にはコイツを
わざわざ紹介するほどのモノでもないんだけど、チョイスにささやかなコダワリがあったりするんで
購入時の参考にでもしてもらえたらなぁと
それにしてもウチには山盛りに直尺があるのだなぁ
両端切りへのコダワリ
ワリと安価に手に入るイチバン小さい部類の直尺（ステンレス）なんだけど、片辺が1ｍｍ刻みでもう片方が0.5ｍｍ刻みという一般的なモノです 目盛りが高精度でカッター刃が乗り上げてもビクともしない丈夫さが気に入ってる理由かな
イロイロある中で特にこだわってる点として、直尺の両端が垂直に終わってるタイプを好んで使ってるってトコロ 写真の上のヤツがシンワ製のモノでホームセンターなどでカンタンに入手可なモノですね 個人的にフル活用してるのは下のヤツで写真のとーり両端がスパっといってるでしょ？ヤマヨのGU15ユニオン直尺っていうヤツなんだけど、コレが実に使いやすいのだ（超個人的にね）
ただ、コレがその辺のホームセンターにはまず無くて、ウチのもほとんどが通販 行くところに行けばあるんだろーけど、ココは文明の利器を活用してポチっとね（笑）
だもんでウチにはコイツの在庫が10枚ほど･･･3年は持つかな
コダワル理由は何かというと右利きの場合、カットしたい材料の右端から切り出すコトがほとんどで、その際にシンワ製のような片側がR処理されてると、いちいちもう片側に戻す手間があるってのと、そうした場合0.5mm刻みの側を端部手前に持ってこれないワケ
コレがものすごく模型屋的に不便なのだ 0.5mmに刻みたいトキの確認というよりは、その間の0.25mmもしくは0.75mmの位置決めにこの刻みはタイヘン便利で、両面テープ一枚分のクリアランスを材料に与えるトキや、サクっと部材を収める際にほんのちょっと小さく切り出す場合などなど、地味なんだけどすっごく重要な作業工程のフォロー道具になるのだね ま 左利きであればシンワ製でOKなんだけども・・・
販路のせいか、とにかく北海道の主要ホームセンターでこのヤマヨ製の直尺はみかけませんね 便利なのになぁ・・・
そんなワケでヤマヨ製ユニオン直尺フルコンプリート！（集めてどーする・・・）
サイズが150mm・300mm・600mm・1000mmとあって、どれも上記したような理由でフル活用してます メーカー問わずこの手の直尺は寸法精度が高いから、特に長尺の採寸時に助かります 1800mmともなると温度や湿度で場合によってはミリ単位で狂うアクリルものの定規がないのもうなずけます アクリルと言えば模型を納める際に使うアクリルケース（カバー）は外注なんだけど、1mにつき1mm伸縮があるつもりで土台溝の設定をしてくれと業者に言われてます この設定に過不足があるとホントにケースが割れるのよ・・・（ケーケンあり・・・） かといってあまりスカスカな溝を彫るのも負けたみたいで悔しいし、カッコ悪いしね 模型屋の葛藤は続くのだ・・・
ハナシが脱線しましたね そうそうヤマヨの直尺、こんなお気に入りのがあるんだぜ！ってことで参考までに
シンワ製も黙ってません！
じゃあシンワ製はダメなのかと言うとそんなコトはまったくなくて、バリエーションの豊富さでは群を抜いてます 例えば150mmのペラペラ直尺をそのまま延長したバージョンの存在 ウチには600mmまでありますが、1000mmもあるし2000mmまである！カッターを使う場合、この薄さはとにかくアリガタイのでそのうち1000mmモノは導入したいところ 2000mmはお値段もなかなかなので費用対効果が薄そうだなぁ・・・
ペラペラではないけど、2000mmのゴツい直尺は所有してます どこかで書いたと思うけど、ウチの作業場は3×6板を基準としてるから2000mmの定規は必須なのだ
1500mmまではそうでもないんだけど、2000mmになった途端値段が跳ね上がるので必須とはいえ購入はドキドキでした ちなみにコイツの上には3000mmという夢のようなサイズもアリ 実はすっごく欲しい・・・
高精度で測定目的の木箱入り直尺ってのもあるんだけど、お値段数十万・・・
もし模型制作に使ったら何らかの罪で捕まる気がする（笑）
メーカーさんには怒られるかもしれないけど、模型屋っぽい使い方の番外編として、サンドペーパーごてに直尺を使います ウチでは粒度＃240と＃400と＃800のサンドペーパーに両面テープを貼り、15mm幅で短冊状に切り出したものをストックしていて、必要に応じて直尺に貼り作業をします ココでもアリガタイのはこの薄さと硬さ 多少の曲げも利くから目的部分までたわませながらアプローチなんてことも楽勝なワケ
とはいえ新品でこの使い方は気が引けるんで、定期的に交換する際に出る現役引退モノをヤスリごてとして活用してます ステンレスとはいえ、何百何千とカッター刃をあて続けるとそれなりに端部が痩せてきて、アタリが甘くなるとでもいうかなぁ 切り口に影響が出てきてると感じたら交換するようにしてます コレばかりは修正・補修のしようがないからね 他にも直尺のアウトロー？な使い方はイロイロあるんですが、とりあえず思い出せないんで（爆）そのうち機会があれば紹介するとします
